2013年8月8日木曜日

世界ルールか、それとも中華ルールか:市民文化の基本になるものは

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●6日、日本華字メディア・日本新華僑報網は、日本人と中国人の間には文化レベルに大きな差があると指摘した。写真は中国人観光客。


レコードチャイナ 配信日時:2013年8月8日 0時53分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75234&type=0

日本人と中国人、文化レベルの差は歴然―華字メディア

 2013年8月6日、日本華字メディア・日本新華僑報網は、
 「中国が全面的に日本を超越するには、国民の文化レベルが鍵に」
と題した記事を掲載した。以下はその概要。

 過去20年間で、多くの中国人が豊かになった。
 中国は日本を抜いて世界第2の経済大国になり、国民の生活水準も大幅に向上した。
 かつて技術分野で日本に大きく差を開けられていた中国だが、今では日本に追いつき追い越すまでになった。
 だが、日本に追いつけないものがある。
 われわれの最大の欠点は、国民の文化レベルの低さだ。

 市民文化とは、都市生活が形成する一種の規範だ。
 列に並ぶ、交通ルールを守る、公共の場所で大声を出さない、むやみにクラクションを鳴らさないといった社会生活上の秩序や礼儀、「温和・善良・恭敬・節制・謙譲」の精神が求められる。
 日本を訪れた中国人のほとんどが、日本人の礼儀正しさや秩序を守る精神、職業を敬う心などに深い感銘を受けている。
 日本社会のこうした優れた面を、われわれは積極的に学ぶべきだ。

 日本は中国より1世紀以上も前に現代化へと進んだ。過去の日本人の文化水準は決して高くはなかった。
 9世紀後半や20世紀初頭に日本を訪れた外国人がこの点を指摘している。25年間を日本で暮らした米国人宣教師、シドニー・ギューリックは自身の著書のなかで、
 「多くの日本人は怠惰であり、時間の流れを全く気にしていない」
と述べている。

 社会の発展過程では、どの国の人間も文化レベルが向上する。
 日本は明治維新からスタートした。
 政府は全国民に識字の徹底を求め、同時に礼儀作法も学ばせた。
 中国に今必要なのは文化水準向上のための時間と、大規模な教育指導といえよう。


 同じ記事をサーチナニュースで。


サーチナニュース 2013/08/07(水) 14:08
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0807&f=politics_0807_007.shtml

わが国が日本を全面的に追い越すためには、市民文化が肝心=中国

  中国網日本語版(チャイナネット)は6日、
 「日本を全面的に追い越すためには、市民文化が肝心だ」
とする記事を掲載した。以下は同記事より。

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  日本の市民文化が中国をリードしているのは、日本が中国よりも1世紀以上早く近代化したことに関係する。
 かつての日本の市民文化水準は低く、19世紀末と20世紀初頭に日本を訪れた多くの外国人がこの点を指摘している。

  かつて日本で25年間暮らした米国の宣教師シンディーガリック(SidneyGulick)が、著書「日本人の変遷」(1903年出版)は
 「多くの日本人のイメージは、怠慢で時間が過ぎ去っていくのをまったく気に留めない」
としたが、今日の日本人のイメージとはかけ離れている。

  社会発展の流れから見ると、どの国の市民文化も段階的に向上していくプロセスを経ている。
 日本は明治維新から、まず全国民の識字教育を実現し、同時に政府は大規模な礼儀教育を実施し、これを続けてきた結果が今日の水準なのだ。

  中国は近代化事業を後になってから進めた国だ。
 短い30年間で、中国は一国家を近代化時代へと引き込み、数億という農業従事者を都市へとかり出し、ひいてはポスト近代化社会へと引き込んだ。
 西洋が2、300年間かけて歩んだ道のりを、日本が100年以上かけて歩んだ道のりを30年に濃縮したのだ。
 しかし、ハードウェアが日本に追いつき、追い越せたとしても、市民文化の水準は一朝一夕に追いつくことはできない。

  中国の都市化の急速な進展にともない、並んで待つ、無理な横断をしない、クラクションをむやみに鳴らさないなど、どんな些細なことからでも、1年にたった1つのことからでも、政府と社会が力を合わせて着手していかなければならない。
 良い社会習慣が養われれば、社会気風や生活の質が一新され、人びとの心が和み、強い結束力が生まれ、その地に誇りを持てる暮らしができるようになってくるのではないだろうか。

  いずれにしても問題点を把握できれば、日中のパワーバランス、変遷の流れと問題が浮き彫りになり、自らが模索する成功の道をより強い信念をもって進むことができ、次なる栄光へと続いていくだろう。


 中国が大国として世界から尊敬されるには中国人の常識マナーが問題になってきてきている。
 「中華」とは世界の中心に位置するもので、「すべては中華から」という発想を中国人はもっている。
 しかしそれでは世界ではやっていけない。
 いまのところ
 世界のルールは中華ではない。
 これから少しづつ、世界を見ていくことになるのだが。
 ただ中国民族というのは世界のどこへいってもまとまってチャイナタウンを作って周囲と交わろうとはしない。
 中華を世界に植えつけようとする。
 このへんは大きな問題になってくる。
 中国が力をつけてくると、各地のチャイナツン・パワーも勢いをまし、周辺住民とのトラブルを起こすようになる。
 世界で中国排斥運動が発生することにもなりかねない。
 難しい問題である。
 「世界に馴染めない中国民族」
ということにはならないようにしてもらいたいものである。



【中国ってなんでそうなるの!】


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