2013年11月26日火曜日

「日本人女性の8割、のび太は彼氏としてナシ」と回答、2割はOKなのかと驚く中国人オタク

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●日本で先日出た記事「『野比のび太』はぶっちゃけ彼氏として“ナシ” 83.1%」が中国のネットに転載されて話題になっているそうです。写真は2012年9月、北京で開催された「ドラえもん誕生前100年」展。


レコードチャイナ 配信日時:2013年11月26日 18時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=79666&type=0

「日本人女性の8割、のび太は彼氏としてナシ」と回答、
2割はOKなのかと驚く中国人オタク

 ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれに関してやらせていただきます。(文:百元籠羊)

 日本で先日出た記事「『野比のび太』はぶっちゃけ彼氏として“ナシ” 83.1%」が中国のネットに転載されて話題になっているそうです。

 「ドラえもん」の野比のび太がダメ人間だということは中国でもよく知られていますし、彼氏にするのは「ナシ」だと考える女性が多いというのは中国の感覚でも納得できるようです。
 しかし残り2割弱とはいえ、のび太を彼氏にしてもいいと考える女性が存在するのは、かなり意外に思われている模様です。

 そんな訳で以下に中国のネットで見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

▼中国人オタクの疑問

 なんか日本でわりと衝撃的な統計が出てしまったそうだ。
 日本の女性に対して「のび太は彼氏としてアリかナシか?」という調査を行い、その結果として出たのは「8割がのび太は彼氏としてナシと考えている」というものだったそうだ。

 ふむ。のび太では彼氏としては厳しいよな。
 日本女性の8割がそう考えていると…え? 
 じゃあ2割もの女性がアリだと考えているのか…!?

 そうなんだよ。
 これは8割もいる、じゃなくて「8割しか」いないと受け止めるべきじゃないだろうか?

 のび太って現実にいたら超ハイレベルのダメ人間じゃないか。
 突き抜けたレベルの無能でしかも弱虫。そ
 れでも「アリ」だと考えるとか、日本の女性の感覚が分からん。
 本気で。

 「やさしさ」と「母性本能を刺激する」というのが肯定派の主な意見らしい。
 しかしそれにしたって限度があるだろう。

 うーん…自分はその「やさしさ」という意見を素直に受け取れん。
 のび太を彼氏にすればドラえもんもついてくる!という計算があるんじゃないか?
 私もその条件ならのび太を兄と呼んでもいい。

■なんともはや…まさか2割弱も彼氏としてアリだと…

 セワシのミッションの難度が予想外に低かったのが判明。
 のび太は彼女とか結婚とか無理なキャラの典型だと思っていたよ!!

 のび太なんかと結婚したら苦労するだろうし、子供を育てる能力も無いだろうからセワシのミッションの難度は相変わらず高いんでないの?

 のび太を彼氏としてナシだという人が多いのは意外でもなんでもないが、残り2割のアリだと考える人に関してはかなり気になる。

 ドラえもん無しとなると、のび太の良い所って何も無いだろう。
 ダメな所が萌えるとか、そういうことなのか?

 確かにドラえもんがいなくなったら、のび太は典型的なダメ人間、マダオだよな。
 世界はこんなにもマダオに優しかったのか…

 ウチの国でこのアンケート取ったら、「ナシ」と答えるのは8割強じゃなくて10割になるだろう。
 のび太の能力…あるぞ!
 射撃の腕前は宇宙でもトップクラスだ!
 それしかないけど。

 結局はつぶして借金を作ってしまうが「就職できないから自分で会社を作る」とか、のび太は結構行動力はあると思うんだよね。
 PCの前でグダグダしているだけの俺達よりはマシな気も…

 しずかちゃんと結婚できるルートでは人生の勝ち組には入れるレベルなんだから、将来性は一応あるんじゃないの?

 これ、回答者がドラえもんに詳しいかどうかで回答が変わりそうな気がする。 
 のび太の将来性の知識の有無が出て来るし。

 のび太の最大の問題は「怠け者」という点だが、ここが成長によって解消できるかにかかっていると思う。
 実際、これが解消できたと思われる未来ののび太は彼氏としてかなり悪くない人間になっている。

 のび太は最終的にドラえもんを作るレベルにまで成長するんだし、将来性は極めて高いよな。

 いやいや、それはネタの最終回だよ!
 藤子不二雄の描いたものじゃない!

 公式の方では、劇場版に出てくる環境保護局の自然調査員というのが成功したケースだね。
 その他にはイロイロとダメな未来像も出てくる…というかドラえもんの来た理由がそのダメな未来の改変だから、放っておいたらダメ人間になる確率も高い。

 漫画で描かれるのはあくまで小学生時代の話だし、大長編とかではそれなりにカッコイイ所も見せているからなぁ。
 成長の仕方次第ではあるけど、のび太は大器晩成型と言えなくもないと思う。

 のび太の良い所に関しては藤子不二雄先生自身が良いことを言っている。
 藤子不二雄先生は
 「のび太にも良いところが一つだけある。
 それは彼は反省するんです。
 いつまでもいつまでも今より良い人間になろうと努力するんです」
とのび太の長所をあげている。

将来を知っているとか関係無く、のび太に関してはドラえもんに詳しいと「アリ」だと思う人が増えるのは分からなくも無い気がする。作品を読んでいると、時たまのび太の良いエピソードがあるんだよね。

 例えばこれが男性版だと「ジャイ子は彼女としてアリかナシか」みたいな話になるだろうし、人によっては悪くないと思う人も出るんじゃないかな。
 私はジャイ子を彼女にするのはごめんだが。

 俺はジャイ子嫌いじゃないぞ。
 原作序盤は性格が悪く描写されているけど、その後はどんどん穏やかな性格になり漫画家志望というクリエイターとしての描写が増えてくるし、そのあたりのジャイ子なら彼女として全く問題ない!
 中盤以降のジャイ子に関しては、ちょっとルックスが悪いだけで性格は悪くない。
 もうちょっと背が伸びるか痩せるかすれば周囲の評価も変わるんじゃないかと俺は思っている。

 とまぁ、こんな感じで。

▼のび太問題が示す日中「彼氏」観の違い

 のび太のような男でもOKという女性が2割ほどいるらしいというのが、人によってはちょっとした衝撃だったようです。

 日本ではのび太が彼氏として「基本的にナシ」というのに対して、中国では「絶対ナシ」になっているような空気もありました。
 この辺に関しては中国における「彼氏」の理想や需要、またそれに関して出回っている情報やイメージが日本とは結構違うのかもしれないと感じてしまいますね。

 それからのび太の評価に関しては、中国オタク内でも作品の知識の深さや捉え方次第で評価が変わるようでしたが、こちらの方もイロイロと面白いですね。

 とりあえず、こんな所で。
 例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

▼筆者プロフィール:百元籠羊
90年代から中国現地校に通い、当時中国人の対日感情がどんどん悪化していく中で予想もしなかった「日本のアニメや漫画、オタク文化が好き」な中国人達と遭遇。以後、オタクな中国人との交流が続いている。中国における日本のオタクコンテンツやいつの間にか広まっちゃった日本のオタク文化に対する反応、オタク分野の交流等についての情報を発信するブログを運営中。




【中国ってなんでそうなるの!】


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2013年11月24日日曜日

中国、男女比不均衡で貿易黒字拡大:若い男性やその両親が貯蓄率を引き上げ

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●21日、中国の巨額の貿易黒字は男女比の不均衡と一定の関連性があるという。写真は広州の住宅展示場。


レコードチャイナ 配信日時:2013年11月24日 1時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=79490&type=0

中国、男女比不均衡で貿易黒字拡大―米誌

2013年11月21日、環球時報によると、米誌ビジネス・インサイダーは19日、男女比の不均衡が中国の貿易黒字を拡大させる可能性があると報じた。
 中国の巨額の貿易黒字は男女比の不均衡と一定の関連性があるという。

 数十年にわたって一人っ子政策を続けたことや男尊女卑の思想により、中国の男女比はすでにバランスを欠いた状態で、女性よりも男性の方が多い状態になっている。
 全米経済研究所(NEBR)の出版した中国経済に関するガイドブックでは
 「男女比の不均衡が中国の高い貯蓄率を支える要因の1つとなっている
と指摘している。

 希少価値が高まった女性はこれまで以上に男性を選り好みするようになっている。
 結婚相手としての男性は高い教育水準や安定した収入だけではすでに不十分で、これに加えて不動産も持っていることが最低限の条件となっている。

 こうした男女比がアンバランスとなった状態は結果的に若い男性やその両親の貯蓄率を引き上げている。
 結婚のための競争力を高めるためだ。
 同じような理由が企業の預金も上昇させている。銀行から融資を受けにくくなったことで、企業の運営・成長のための資金を確保するため、新興企業家や中小企業は自分の力に頼るほかなくなっている。

 ある専門家は中国の経常黒字のうち3分の1がこうした原因によるものだと指摘。
 男女比の不均衡は今後10年は悪化し続けるとみられることから、そうした原因による貿易黒字は短期間内に解消されるとは考えられないとしている。




【中国ってなんでそうなるの!】


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2013年11月19日火曜日

日本が偉大思想家なしに発展を遂げた理由は:中国文化が廃れた理由は

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●写真は「CNSPHOTO」提供、中国の偉大な思想家、孔子の像)


サーチナニュース 2013/11/19(火) 11:50
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1119&f=national_1119_036.shtml

【中国BBS】日本が偉大な思想家を輩出せずとも発展を遂げた理由

  中国大手検索サイト百度の掲示板に
 「なぜ日本には偉大な哲学者や思想家が現れないのか?」
というスレッドが立てられた。
 中国には孫子や孔子、老子などといった偉大な思想家がいるが、日本が世界的に有名な哲学者や思想家を輩出できていないことは事実かもしれない。

  広辞苑によれば、そもそも哲学とは「世界・人生の根本原理を追及する学問」であり、当然ながら日本にも神道や仏教、西洋哲学の影響を受けた「日本哲学」は存在する。

  「なぜ日本からは哲学者、思想家が生まれなかったのか」
というスレ主の純粋な疑問に対して、ほかのネットユーザーからは

●.「哲学は非科学的だから」
●.「日本人は自然な生活が好きだから、難しいことは考えない」
●.「日本文化は中国文化を吸収して派生したもの。厚みがないから思想家は現れない」

  といった主張が寄せられた。
 確かに日本の各時代において、主流となっていた考え方や思想の多くは、中国をはじめとする諸外国からもたらされた考え方だ。
 江戸時代までは中国から導入された儒教が日本人の道徳の根底にあり、さらに開国してからは民主主義や人権など、西洋諸国の先進的な考えを導入してきた。

  さらに興味深い意見として、
●.「大思想家が生まれなかった国が明治維新を成功させ、大思想家が生まれた国をはるかに凌ぐ発展を遂げた
  という主張も見られた。

 大思想家が生まれた国とは言うまでもなく中国のことだろう。
 日本人は他国の文化や考え方を吸収し、発展させるのが得意と言われるが、時代によって先進的な思想や哲学は異なる。

  確かに日本からは偉大な哲学者や思想家は生まれなかったが、これは1つの見方にこだわらず、良い考えを柔軟かつ積極的に取り入れるという日本人の特性があるからではないか。

  また、世界の優れた点を取り入れてきたからこそ日本は発展を遂げることができたのであり、これこそ日本人の強みの1つではないだろうか。



レコードチャイナ 2013/11/28(木) 09:56
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1128&f=national_1128_005.shtml

【中国BBS】日韓の文化が受け入れられ、中国文化が廃れた理由は

  反日感情が根強く残る中国だが、日本のアニメをはじめとする日本文化を好む若者も少なくない。
 また、近年では韓国アイドルや韓流ドラマといった韓流文化も中国では人気を集めているが、
 “中国文化”が海外で高い人気を集めているという話はほとんど聞いたためしがない。

  なぜ日韓の文化は中国で高い人気を誇るのだろうか。
 また、中国人ネットユーザーらは自国の文化が廃れてしまうという危機感を抱いているのだろうか。
 同話題について討論するスレッドが中国大手検索サイト百度の掲示板に立てられ、スレッドを覗いてみると、ネットユーザーからは次のような意見が寄せられていた。

●.「文化の浸食はごく正常なことだ。歴史的に文化が浸食されなかったことはない」
●.「もしある国の文化がいくつかのアニメやテレビ番組に滅ぼされるとしたら、それはその程度の価値しかなかったということだ」

  このように、中国国内において日韓の文化が多くの人に受け入れられ、人気があることを冷静に受け止めている意見が多かった。
 では、なぜ中国文化が流行しないのか?
 その理由について、

●.「清の時代と文化大革命で中国文化は破壊されたからな」

  とのコメントがあったが、おおむね事実と合致する意見と言えよう。
 とりわけ文化大革命の時代には、旧思想・旧文化が徹底的に破壊され、多くの貴重な文化財も破壊されつくしてしまった。
 しかし、中国にも誇れる文化はあるとの主張もあり、

●.「カンフーと中華料理を知らない人はいないだろう」
●.「中国は世界各地に孔子学院を作っている。これも文化の浸食だ」

  などの意見もあった。
 孔子学院とは海外の大学などと提携し、中国語や中国文化の教育を行う中国政府の公的機関だ。
 これまでに世界116カ国に430校あまりが設置されており、日本であれば立命館大学や早稲田大学にも孔子学院が設置されている。
 孔子学院はあくまでも教育機関であるため、中国文化の普及という点では力不足であることは否めない。

  一方、日本にはアニメや漫画、J-POPなどといった豊富なコンテンツが存在する。
 こうしたコンテンツを購入してもらうと同時に、日本に興味を持ってもらうことこそ、日本が推進している「クールジャパン戦略」の本質だ。




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2013年11月11日月曜日

海外留学生の帰国ラッシュ迎える中国:背景にあるのは「家族愛」

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レコードチャイナ 配信日時:2013年11月11日 5時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78816&type=0

海外留学生の帰国ラッシュ迎える中国、背景にあるのは「家族愛」―香港紙


●5日、中国は今後5年間で史上最大の海外留学生の帰国ラッシュを迎える。一人っ子世代の留学生たちがこぞって帰国する主な原因は、「家族との団らん」だという。写真はプリンストン大学。

 2013年11月5日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、
 中国が今後5年間で史上最大の海外留学生の帰国ラッシュを迎えると伝えた。

 中国・グローバル化研究センターと社会科学文献出版社が共同編纂した「中国海外帰国者発展報告2013」国際人材青書によると、
 海外から帰国する中国人留学生の数はここ10年間毎年増加しており、2012年には帰国率は41.3%に達した。
 近い将来、この数字は50%を超えると予想され、今後5年間で史上最大の帰国ラッシュになる見込み。

 帰国する留学生の半数が海外の大学における「1年間」の修士課程修了者であり、
 博士号の取得者やこれに相当する研究や経験を有する高レベルの留学生の帰国率は依然として低い。
 現在、中国人留学生の90%が自費留学で、文科系の学生が半数近くを占めている。
 約半数が帰国後、金融業に身を投じ、41.6%が北京での就職を選択している。
 こうした帰国者の多くが体制外に属しているため、政治に参加する機会は非常に少ない。

 中国紙・北京晩報によると、家族と一緒にいたいというのが帰国の主な原因だ。
 実際に90.9%の留学生が「親と離れていたくない」という理由で帰国している。
 現在留学中の若者の多くが80~90年代生まれの一人っ子。
 兄弟姉妹がいない彼らの両親への依存度は高く、家族が一番だと思っているからだ。




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2013年11月9日土曜日

仕事に対する意欲、中国人が6%で最低、日本は?:7%でほぼ同じ

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●8日、米世論調査会社・ギャラップが行った調査で、中国人は世界で最も仕事に対する意欲が低かった。写真は昼寝する中国人。


レコードチャイナ 配信日時:2013年11月8日 23時3分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78898&type=0

仕事に対する意欲、中国人が最低、日本は?―米調査会社

 2013年11月8日、南方新聞網は、
 「仕事に意欲があり積極的に取り組む」中国人はわずか6%
 世界全体の13%に遠く及ばないと報じた。

 米国の世論調査会社・ギャラップは先ごろ、2011年から2012年に142カ国・地域の従業員を対象に行った「仕事に対する意欲」調査結果を公表。
 上位3カ国はパナマ、コスタリカ、米国だった。

 調査では、12の質問を通して
①.「意欲があり積極的に仕事に取り組む」
②.「意欲がない」
③.「意欲を持とうとしない」
の三段階に分類。

 「意欲があり積極的に仕事に取り組む」は全体のわずか13%、
 「意欲がない」63%、
 「意欲を持とうとしない」24%
という結果となった。
 意欲ある従業員の割合が最低だったのは東アジアの6%で、世界平均の半分にも満たない。
 東アジア4カ国中、香港を含む中国は最も低い6%であり、東アジア全体の数字を引き下げた格好だ。

一般に勤勉だとみなされている
 日本は7%、
 韓国は11%。
 トップ3のパナマは37%、コスタリカ33%、米国30%だった。

 西欧諸国の状況も楽観できるものではない。
 「意欲があり積極的に仕事に取り組む」はわずか14%で、経済危機による就職難などが影響しているとみられる。
 最も仕事が嫌いな地域は中東と北アフリカで、ワースト3はチュニジア54%、アルジェリア53%、シリア45%だった。

◆中国では事務職員の意欲が最低

 調査によると、中国では、業種や職種、学歴別では大きな違いは見られなかった。
 「意欲があり積極的に仕事に取り組む」は大卒者が7%、小学校卒業程度5%と差はない。

 高いスキルを持つ従業員や管理職者においても「意欲があり積極的に仕事に取り組む」は8%前後。
 営業職やサービス職はさらに低い4%。
 秘書や事務職は最も低くわずか3%だった。

 中国企業では一般に「指揮系統」が明確であり、管理職は部下を鼓舞する能力に長けていない。
 「職場で自分の意見が反映されるか」との問いに「すごくそう思う」と答えた中国人はわずか8人に1人で、世界全体(4人に1人)を大きく下回った。
 また、「現在の職業が理想的な職業である」と答えた中国人は約半数であった。

◆「勤勉さ」と「仕事への意欲」はイコールではないと専門家

 中国や日本などアジアの従業員が
 勤勉なのは誰もが認めることであるが、なぜ仕事に対する意欲が低いという結果が出たのだろうか。
 蘭州大学哲学社会学院の魏淑娟(ウェイ・シュウジュエン)助教授は「調査結果は中国人の職業意識を正しく反映している」とした上で、「仕事を生活のためにやむを得ないものととらえるなら、意欲は持ち難い」と指摘した。
 魏副教授はまた、
 「職業に対する愛、選択、実践。
 この3つが一致してはじめて高い意欲を持つことができる」
と分析した上で、
 「中国の中間所得層は職業選択において収入を重視するあまり、仕事内容に対する正しい認識や帰属意識が欠けている」
と指摘。
 「中米地域は収入が高くないが、個人の趣味と職業が密接に関係し、スキルと報酬が一致している。
 仕事への満足感を得やすく他人をうらやむこともない」
と述べた。

 南京大学の方長春(ファン・チャンチュン)助教授も、調査結果は妥当だとした上で
 「アジア諸国は一般に就業難で職業の選択余地が少ないことから、意欲を高めにくい
 特に中国はそうだ」
と指摘した。

2013年11月8日金曜日

「外国人が住むのに最適な国」トップはなんと中国:カネには勝てない?

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レコードチャイナ 配信日時:2013年11月7日 21時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78812&type=0

「外国人が住むのに最適な国」トップはなんと中国
=“大気汚染”“食品問題”もカネには勝てない?―米紙


●7日、参考消息網によると、イギリスの金融グループHSBCホールディングスが先ごろ発表したリポートで、中国とタイが「外国人が生活するのに最も適した国」に選ばれた。写真は中国北京市の商店。

 2013年11月7日、参考消息網によると、米ワシントン・ポスト紙ウェブサイトは、イギリスの金融グループHSBCホールディングスが先ごろ発表したリポートで、
 中国とタイが「外国人が生活するのに最も適した国」に選ばれた
と伝えた。

 このリポートは34の国と地域について、そこに住む外国人が享受できる経済的なチャンスや生活の質についての調査をまとめたもの。
 中国とタイに続いたのはスイス、ケイマン諸島、バーレーン、シンガポールなどのグローバル化によって裕福になった国・地域だった。

 34の国と地域の中で外国人の居住に最も適さないと評価されたのはエジプト。
 今夏からのデモや軍事政変の影響によるものとみられる。
 このほか、外国人にとっては生活コストが高すぎるとの理由から、フランス、スペイン、イギリス、イタリアなど多くの西欧諸国の評価が低かった。

 しかし、中国の高評価は意外である。
 悪化し続ける大気汚染や食品の安全の問題により、多くの外国人が荷物をまとめて中国を離れようとしている。
 外国人にとって中国での生活は経済面で非常に有利になることが、不利な要素を打ち消した可能性もあると記事は指摘している。

 なお、3月に世界経済フォーラムが世界140カ国の外国人観光客に対して行った調査で、
 中国は外国人観光客から最も人気のない国の一つ
に選ばれている。


 さて、上の記事なんともおかしいとは思っていたが、やはり無理があるとのこと。


レコードチャイナ 配信日時:2013年11月9日 22時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78909&type=0

中国官製メディアがまた失態、「最適な移住先1位は中国」と誤報―仏メディア


●7日、中国新華社系列メディア・光明網がこのほど「最適な移住先ランキング」を発表したが、1位は中国という首をかしげる結果に、香港メディアが「明らかな誤報」と指摘した。写真は粉じんの付いた北京の車。

 2013年11月7日、中国新華社系列のメディア・光明網が掲載した「最適な移住先ランキング」のなかで、オーストラリアやシンガポール、米国、カナダなどを抜いて中国が1位に選ばれていることについて、仏ラジオ国際放送・RFI中国語版サイトは、
 「間違った引用が原因の、明らかな誤報
だと伝えた。

 光明網が掲載した「世界で最も移住に適した15か国」は、そのソースや根拠などを明らかにしていない。
 ただし、1位の中国については、
 「子育てレベルがごく一般的だということだけが欠点。
 その他の多くの積極的な要因が中国に1位をもたらした。
 経済力は世界2位、
 移民の生活レベルは世界3位、
 友好的な文化と健康的な飲食、
 スポーツ参加率も高い。
 娯楽も多く、
 仕事とプライベートのバランスも取りやすい」
と説明している。
 だが、空を覆う深刻なスモッグが連日のように報道されている中国が「最も移住に適している」とは、とても信じ難い。

 香港メディアのHouse Newsは、今月初めに香港上海銀行(HSBC)が発表した「企業の海外駐在員にとって最適な派遣先」の調査結果と、このランキングが完全に一致していると指摘した。
 HSBCの調査では、海外駐在員の現地での収入や昇進状況、子育て環境などを考慮し、海外駐在員自身が最適な派遣先を選択している。
 光明網はこの調査結果を誤解したか、あるいは意図的にねじ曲げて伝えたもので、「移住先」とは全く無関係であることが判明した。

2013年11月1日金曜日

中国人はなぜ中国人をおとしめるのか

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●29日、中国の社会・経済情報サイト、九個頭條網は「中国人はなぜ中国人を苦しめるのか」と題した記事を掲載した。写真は北京のバス停で起きた中国人同士のけんか。


レコードチャイナ 配信日時:2013年10月31日 22時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78551&type=0

中国人はなぜ中国人をおとしめるのか―中国メディア

 2013年10月29日、中国の社会・経済情報サイト、九個頭條は「中国人はなぜ中国人を苦しめるのか」と題した記事を掲載した。
 以下はその概要。

 内部闘争は中国人の劣悪な民族性を表しているという人がいる。
 こうした考えは適切ではなく、誹謗(ひぼう)中傷になるかもしれない。
 内部闘争であれ、外部闘争であれ、その目的は私利私欲だ。
 はっきり言えば、物質的にも精神的にも貧しいのだ。
 ここ数年、中国人の「内部闘争」は目に余るものがある。
 その主なものをここに紹介しよう。

 2011年3月、広東省深セン市の警察が「河南省人の犯罪集団を断固として撲滅する」「河南省人の犯罪を告発し、逮捕に結びついた者に賞金500元(約8000円)」と書かれた垂れ幕を街中に掲げた事例では、「河南省出身者に対する差別を助長する」として、世論の批判を招いた。

 今年10月8日、中国の大学入試で雲南省トップの成績を収め、香港大学を卒業した女性が香港で交通事故により亡くなった。
 この事故のネット報道に2900人以上の香港人ユーザーが「いいね」を押し、香港の大学で学ぶ中国本土人を「イナゴ」と呼び、嘲笑した。

 スペイン・バルセロナ市内に最近オープンした中国人経営の衣料品店は、「中国人の入店お断り」の大きな看板を掲げている。
 同店の店主は、「商品価格の偵察が目的で来店する中国人を回避するため」と説明した。

 今年9月、台湾の阿里山を観光していた中国人ツアー客が、タバコのポイ捨てや痰吐き、大声で歌うなどの行為を台湾人観光客に注意され逆上。
 3人がかりでこの台湾人観光客に暴行を加えた。
 この時、ツアーの添乗員・王(ワン)さんは
 「何が悪い!中国ではみんなこうだ」
と怒鳴ったという。
 この事件は中国と台湾で大きく報道されたが、王さんは「事実は全く逆だ」と真っ向否定。
 台湾人観光客が最初に王さんの服をつかみ、「中国人は出ていけ!」と暴言を吐いたと主張している。




【中国ってなんでそうなるの!】


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