2014年2月16日日曜日

中国:特許大国の次は論文大国:実用新案並みの件数、科学技術強国ではない

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レコードチャイナ 配信日時:2014年2月16日 8時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83332&type=0

中国の論文数が世界3位に、被引用数は平均を下回る―中国メディア


●12日、中国はEUと米国に次ぐ世界3位の論文生産国になった。2001-2011年の間に中国人研究者の署名入り論文数が毎年15%のペースで増加し、世界の論文数に占める比率が3%から11%に上昇した。写真は中国の大学。

 2014年2月12日、中国はEUと米国に次ぐ世界3位の論文生産国になった。
 アメリカ国立科学財団はこのほど2014年版の「科学・工学指標」を発表し、2001-2011年の間に中国人研究者の署名入り論文数が毎年15%のペースで増加し、世界の論文数に占める比率が3%から11%に上昇したと指摘した。
 北京晨報が伝えた。

 今回発表された中国の論文データは、中国科学技術情報研究所が昨年発表した数値と一致する。
 EUを一括して計算しなければ、
 中国の科学技術者は過去10年間で国際的な論文を114万3000編発表しており、世界2位
につけている。
 しかし中国の国際科学技術論文の
 被引用数は平均6.92回のみで、世界平均の10.69回という数値を依然として大きく下回っている。

 専門家は、
 「大量の論文の発表、特に競争力の高い国際的な刊行物における発表は、中国の科学研究水準が向上していることを意味する。
 しかし中国は論文大国ではあるが、科学技術強国ではない。
 論文数の急増は評価体制が指揮棒としての大きな作用を発揮した結果であり、『科学技術の労働集約型』というモデルによる一時的な優位に過ぎない」
と述べた。

(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)


 以前に特許件数世界トップクラスといったニュースがあった。
 でも内容は日本でいう実用新案クラスのものが多く含まれていたという。
 特許と実用新案を分ける法律がないので、すべてが特許にみなされるために件数だけは大きくなるという結果になった。
 というより、意図的に別けにないようにして、中国メンツも高揚を意図したと言われている。
 今回のこの論文数もそれに似たものが多く含まれているようである。
 でもこれから中国はとんどん充実していくだろう。
 ただ、自由研究がどこまで許されるのかが見えてこないのだが。


レコードチャイナ 配信日時:2014年2月24日 0時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83861&type=0

中国の発明特許出願件数、3年連続で世界一に―中国紙


●21日、中国の発明特許出願件数は82万5000件で、3年連続で世界一となった。写真は天津科技大学の研究所。

 2014年2月21日、人民日報によると、中国国家知識産権局(知財局)は20日にデータを発表、同局が2013年に受理した発明特許の出願件数は前年比26.3%増の82万5000件となり、3年連続で世界一となった。

 発明特許の登録件数は20万8000件に達し、そのうち国内発明特許の登録件数は14万4000件と横ばいになった。

(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)



レコードチャイナ 配信日時:2014年4月15日 10時39分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86535&type=0

国際特許出願件数で日中韓がトップ5入り、企業別ではパナソニックが1位―中国メディア

 2014年4月13日、世界知的所有権機関(WIPO)が発表した最新データによると、2013年、中国がPCT(特許協力条約)に基づき提出した国際特許出願件数は初めて2万件を超え、ドイツを抜き世界3位となった。
 光明日報が伝えた。

 同年の国際特許出願件数の上位5カ国は上から順に、
1].米国(5万7239件)、
2].日本(4万3918件)、
3].中国(2万1516件)、
4].ドイツ(1万7927件)、
5].韓国(1万2386件)
の順となった。
 企業別の特許出願を見ると、
で、
1].パナソニック(2881件)がトップ、
2].中興通訊有限公司(ZTE)が2309件で2位、  
3].華為技術有限公司(ファーウェイ)は2094件で3位につけた。

上海大学知識産権学院の許春明(シュー・チュンミン)副院長は、
 「PCT国際特許出願は国の自主革新能力を測るバロメーターと言える。
 中国のPCT出願が急速に伸びているのは、国際市場の後押しと政府の奨励策によるところが大きい。
 世界3位という順位は中国経済の世界2位という規模ともほぼつりあっており、近年中国の自主革新能力が向上し、ますます多くの企業が国際市場に進出していることを反映している」
と述べた。

(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/武藤)






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