●7日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「中国製品購入で米国人が支払う隠れた代価」を掲載した。写真はニューヨークのスタテンアイランドとブルックリンを結ぶ自動車道専用のつり橋「ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ」。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月10日 9時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75317&type=0
中国製品購入で米国人が支払う隠れた代価―米メディア
2013年8月7日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「中国製品購入で米国人が支払う隠れた代価」を掲載した。
ニューヨーク市スタテンアイランドとブルックリンを結ぶヴェラザノ・ナローズ・ブリッジは1964年に開通した米国内最長のつり橋だ。
このたび改修工事が行われることになり、3400万ドル(約32億8000万円)相当の鋼材や部品が中国企業に発注されることが決まった。
入札には米国企業2社も参加していたが、ニューヨーク市当局はその米国企業には部品を作る特殊な設備や資本が不足していたと説明している。
一方、全米鉄鋼労働組合は入札に参加した2社にはプロジェクトを請け負う能力が備わっていると反論。
本当の問題は“金”だと指摘した。
橋梁建設を請け負う労働者の給与は米国では時給30ドル(約2890円)前後。
中国では日給10~15ドル(約960~1450円)程度と大きな差がある。
もっとも中国製品が本当に安いのかどうかについては疑問視する声もある。
例えばサンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジの改修作業ではさまざまな問題が続出したが、その多くは中国の労働者や部品に由来するもの。
ネジの問題で複数の個所の補修を余儀なくされたこともあった。
いくら中国製品が安いとはいっても、追加補修のコストは節約できた金額を上回っている。
あるメディアはこう指摘している。
橋梁用の鋼材にせよ、子ども用の人形にせよ、
中国製品の背後には「隠れたコスト」が存在する
のだ、と。
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【中国ってなんでそうなるの!】
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