2013年6月30日日曜日

大学PR「美人の先輩が待っています」:おおいに結構、ステキな金縛りだ!

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●28日、高考(全国大学統一入学試験)の志願書提出締切が近づく中、「私たちXX大学の学生は、あなたの入学を待っています」というコメントがついた美人学生の写真がネット上で話題になっている。


レコードチャイナ 配信日時:2013年6月30日 2時42分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=73833&type=0

大学PR「美人の先輩が待っています」は「中身空っぽ」―中国メディア

 2013年6月28日、高考(全国大学統一入学試験)の志願書提出締切が近づく中、
 「私たちXX大学の学生は、あなたの入学を待っています」
というコメントがついた美人学生の写真がネット上で話題になっている。
 中国人民大学のサイトには康さんという美人卒業生の写真が掲載され、ネットユーザから「人大女神」ともてはやされ、アクセス数が激増したためサーバがバンク状態に陥った。
 「美人の先輩が待っています」の効果はかなり大きいようだ。
 貴陽日報が伝えた。

 「美人の先輩が待っています」は学生から始まり、一部の大学が積極的に便乗した。
 これが、「大学を印象づける」という目的だけなら、その目的は十分に達せられた。
 だが、受験生が各大学の美人学生の写真を見た後には、2つの大きな問題が存在している。
①.まず、受験生が美人の先輩の写真を見ただけで、その大学について様々なことを知り、進学先としてそこを選べるかどうか、という問題。
②.次に、この種の写真を見て、各大学の個性の違いを見分けることが可能か否か、という問題だ。
 さらに言えば、「長江流域には美人が多い」という諺があるように、大学にはもともと綺麗な女子学生が多く、同類の美人が各大学の特徴を体現することできるのだろうか?

 「美人の先輩が待っています」がもてはやされた背後には、大学の学生募集のキャッチコピーが重苦しく、規則にがんじがらめになっているという状況が見え隠れしている。
 融通の利かない世界に、突然「爽やかな風」が吹き、人々は思わずその爽やかさに好感をもった。だが、それが単なる「爽やかな風」に終わっており、大学の中身については全く触れられていないことが問題だ。

(提供/人民網日本語版・翻訳/ KM・編集/TF)


 なにもそんなに深く考えることだろうか?
 ブスより美人を使ったほうがいいだろう。
 綺麗な人よりさらに綺麗な人の方がいいに決まっている。
 「美人だけがなぜ得をする」
 っていった本があった。
 フィルムの宣伝で
 「美しい人はより美しく、でないひとはそれなりに」
 っていうのもあったが。
 せっかくつくる宣伝コピーだ。
 目立ったほうがいい。

 貧困なのはその内容。
①.まず、受験生が美人の先輩の写真を見ただけで、その大学について様々なことを知り、進学先としてそこを選べるかどうか、という問題。
②.次に、この種の写真を見て、各大学の個性の違いを見分けることが可能か否か、という問題だ。
 言っていることが、とてつもなくばかばかしい。
 誰でも入れる大学ではない。
 中国の大学受験は熾烈であり、また受験戦争も過酷であると聞く。
 費用もバカ高い。
 そんな受験生がただパンフレットだけで志望校を決めることができるのだろうか。
 まず、絶対にありえない。
 悩んで悩んで、さらに悩んで決めるのが志望校というものだ。
 美人がいるいないで大学を決められるほど、中国の大学は安易にはできていない。
 地獄のような受験勉強を過ごしてきた受験生にとって、とてもての届かないくらいの美人の先輩の写真が載っているということは、その苦労の日々に対する癒しであっていいではないか。
 

レコードチャイナ 配信日時:2013年6月27日 23時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=73738&type=0

名門大サイトに登場の美女、その正体が判明―中国



●24日、中国の名門大学の1つ・中国人民大学の公式サイトのトップページに、美女卒業生がモデルとして起用されて話題となっている。アクセス殺到のあまり、サーバーがダウンする騒ぎになっているという。

 2013年6月24日、中国の名門大学の1つ・中国人民大学の公式サイトのトップページに、美女卒業生がモデルとして起用されて話題となっている。
 アクセス殺到のあまり、サーバーがダウンする騒ぎになっているという。
 中国の日刊紙・新京報が伝えた。

 話題の美女が同学のサイトに登場したのは23日のこと。
 その清純で可憐な美しさに目を付けたネットユーザーによって、“人民大の女神”として中国版ツイッターで拡散され、シェア数はあっという間に3000件を突破した。
 24日夜には同サイトのサーバーがダウンする騒ぎになっている。

 新京報によると、女性は同校の芸術学院音楽科でコントラバスを専攻していた学生。
 写真は今月初の卒業シーズンに校内で撮影されたものだった。
 人民大学の在校生も今回の反響の大きさについて、
 「こんな清潔感のある学生が母校をPRしてくれるのは誇らしい限り」
と、彼女の起用を大歓迎する声が圧倒数となっている。

 中国の各大学では従来のお堅いイメージを打ち壊し、明るいキャンパスをアピールして学生を取り込むべく、公式サイトから改革に着手する学校が急増中。
 中国人民大学と同じく、名門大学の中国政法大学や北京外国語大学でもトップページにいち早く女子学生を起用している。
 「名門校なら研究成果などの学術面をPRすべきだ」
との世間からの声も多いが、美女パワーにはなかなか対抗できないといったところだ。



レコードチャイナ 配信日時:2013年6月28日 22時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=73789&type=0

大学の学生募集、「お色気大作戦」はOK?―中国メディア


●27日、中国各地で高考(全国大学統一入試)の合格ラインが続々と発表され、各大学による「学生募集合戦」の幕も開いた。写真は杭州電子科技大学の卒業写真。

 2013年6月27日、中国各地で高考(全国大学統一入試)の合格ラインが続々と発表され、各大学による「学生募集合戦」の幕も開いた。
 従来通り、「学生募集チーム」を組んで優秀な受験生を奪い合う大学がある一方で、「新手法」で学生募集を行っている大学もあり、ネットユーザーの間で話題になっている。
 北京の中国人民大学公式サイトは、ネットユーザーから「人民大の女神」と呼ばれる美人卒業生の写真を掲載し、多くの受験生の注目を集めた。
 しかし、福建師範大学の
 「美人学生とエアコンが君を待っています!」
というPR戦術と比べると、「人民大の女神」はやや見劣りする感がある。
 26日付の広州日報記事を引用して新華網が伝えた。

 各大学があの手この手で学生募集に躍起になっていることについて一部のネットユーザーは、  「美男美女の学生を使って受験生にPRすることには、『色仕掛け』の感が否めず、大学の厳粛でアカデミックな雰囲気とはかけ離れているのでは」
と懸念している。

 しかし、大学が学生募集のために「お色気作戦」に出ることは、優秀な学生を獲得しなければならないという激しい戦いにおける、全く正常な行為といえよう。
 学生獲得のための手段、方法、ルートは、柔軟かつ多種多様であってしかるべきで、タブーなど存在しない。
 これまで、大学の学生募集PRは、学校の景観や指導教員が中心だった。
 これは、正当かつ厳粛だが、あまりにも型にはまり過ぎていて、若者の嗜好や審美眼とはかけ離れている。
 それらに取って変わり、美男美女学生がキャンパスの「顔」となっていることは、学生募集PRにおける革新とブレイクスルーであるといえる。

 また、学生募集シーズンになると、全国各地の大学が学生募集チームを全国に派遣してPR活動を行うのが常となっているが、この方法はコストがかかるものの、それに見合う効果があるとは言えない。
 ネット上で美男美女学生が「お色気作戦」の最前線に立つことで、受験生が注目し、入学大学を選ぶ上での参考情報を得ることは、はっきりとした形では現れないが、学生募集にプラスに働き、募集効率もアップする。

 「大学の学生募集PRに色仕掛けを使うのはけしからん」
と批判するネットユーザーもいるが、実際、受験生が大学のサイトにアップされた美人の写真1枚で、入学する学校を決めることなどあり得ない。
 当然彼らは、学校の教員(授業)の質、教育環境、専門学科の設置など各要素も検討する。
 美男美女の真の効果は、受験生がさまざまな大学に関心を持つよう仕向けることにあり、彼らが学校の各方面の状況についてより多くを知り、最終的にベストな判断を下すための助けとなることだ。
 この点から言えば、大学の学生募集の「お色気作戦」は、大学にとって有利となるだけではなく、受験生にとっても極めて有効である。

 結局のところ、大学の学生募集で「お色気作戦」が繰り広げられるのは、各大学がより能動的かつ柔軟に、さらに知恵を使って効率良く学生募集を行っていることの証であり、肯定的に評価すべきである。
 もっとも、より多くの優秀な学生が入学したことは、大学にとって成功への最初の一歩にすぎない。
 大学にとって更に重要なことは、いかに質の高い授業、成長環境、成長条件を学生に提供するかであり、彼らが大学での学業を無事終えて一日も早く一人前の人物に成長し、国家や社会に貢献する人材となり、学歴・素質ともに十分高い国民となるよう、バックアップすることだ。

(提供/人民網日本語版・翻訳/ KM・編集/武藤)



【中国ってなんでそうなるの!】


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