2014年5月4日日曜日

「あなたが知らない日本の真実」(5):日本の「おもてなし文化」―至れり尽くせりのサービス

_



ウォールストリートジャーナル     2014年 5月 03日 15:19 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303493804579538982070488444.html?mod=WSJJP_hpp_RIGHTTopStoriesFirst

外国人感銘させる日本の「おもてなし文化」―至れり尽くせりのサービス

 前回、東京を訪れたとき、筆者は1831年創業のデパート、髙島屋の日本橋店に行ってみた。'
  ある友人からエレベーターに乗ってみろと勧められていたからだ。
 1933年に設置されたエレベーターの構造に特別なところはなく、その時代に建てられた他の大型デパートのものとあまり変わらなかった。
 ところがそのエレベーターには非常に気が利く礼儀正しいスタッフがいて、階から階への移動というありきたりで面倒なことを華麗なショーに変えてしまってした。

 それは横一列に並んだエレベーターに近づくときから始まる。
 1960年代のスチュワーデス風の制服(ジャケット、スカート、手袋、パンプス、粋な帽子)を着た従業員が丁寧なお辞儀とあいさつで顧客を迎えてくれる。
 それは呼び出しボタンを押し、到着したエレベーターに90度に曲げた腕で顧客を誘導するあいだも途切れることなく続く。
 エレベーターの扉が開くと、別の航空会社(ジャケットの色が違う)のスチュワーデスの制服を着たエレベーターガールがまたお辞儀とあいさつで歓迎してくれる。
 礼儀正しさが優美な動きに変わるのはこのときである。
 顧客がエレベーターに乗り込むと、エレベーターガールは閉まる扉から顧客を守るためにからだの向きを変えて腕を伸ばす。
 そして顧客に振り返ると深々とお辞儀をし、その姿勢を見事に維持する。顧客はこのタイミングで、「3階をお願いします」と言う。

 確かにやり過ぎかもしれない。
 お辞儀や手振りは必要ないかもしれない
――東京に来ている顧客はエレベーターの乗り方ぐらい心得ている――
が、店内に入った瞬間から、従業員が完全にあなたに気を配っているというメッセージは伝わってくる。 


●高島屋日本橋店のエレベーターで

 初めて日本へ行く前、筆者は旅好きな友人たちから、
 最も基本的なやり取りにさえ儀式ばった雰囲気が漂う非常に洗練された顧客サービスを知ることになる
と言われた。
 でもそれは、ドイツのニュルブルクリンクをテスト走行したり、ビッグサーで夕日を見るとどんな感じかと誰かに言われるようなもので、自分で経験するまでは単なる言葉でしかなかった。

 成田空港に着いてパスポートにスタンプを押された瞬間から日本人の礼儀正しい振る舞いには感心していたが、ミシュランで三ツ星を獲得している東京の小さなレストラン「石かわ」で懐石料理を味わうまで、筆者は日本のサービス文化の奥深さを完全には理解していなかった。
 筆者は石川秀樹料理長の真向いのカウンター席に座った。
 料理長は自分が作っているものを説明してくれることもあったが、他の料理については流ちょうな英語を話すウェイトレスに任せた。
 筆者が短い質問をすると、彼女はそれに答える前に跪いた。
 実際のところ、彼女は話す前には必ず跪くのだ。
 細身の着物を着ている彼女は、よろめかず膝を着けるように、優雅に身をひねりながら屈んだ。

 私は申し訳なく感じると同時にうれしくなった。
 この不適切だが美しい作法は食事が終わるまで続いた。
 食事が終わると、彼女と石川料理長、他の従業員たちは筆者を店の外まで案内してくれた。
 彼らは横一列に並ぶとお辞儀をした。
 次の角まで歩いて肩越しに後ろを見ると、彼らはまだ並んでおり、振り向いた筆者を見て再度お辞儀をした。

 カリフォルニア州ロスガトスにあるアメリカンフレンチフュージョンのレストラン、マンレッサのオーナーシェフであるデビッド・キンチ氏は
 「日本の三ツ星レストランのさまざまな賞を獲得している有名料理長は、単に料理を出すのではなく、あなたのために料理を作るのだ」
と話す。
 かつて日本で働いたことがあり、少なくとも年に1度は日本を訪れているキンチ氏は、筆者の石かわでの体験談を聞き、それが日本流なのだと教えてくれた。
 「料理長はあなたに敬意を表し、調子はどうか、楽しんでいるか、好みに合うかと聞いてくる。そのホスピタリティの精神は研修プログラムの一部ではなく、心から出ているものだということが伝わってくる」
とキンチ氏は言う。

 同じくらい重要なのは、そうした気遣いに対してお金を支払わなくていいということだ。
 日本にはチップを渡す習慣がない。
 必要ないというより、誰もチップを渡していない。
 クレジットカード伝票にもチップを記入する欄はない。
 ドアを開けてくれたり、コートを預かってくれたりした人に現金を握らせようとすると、その人は局所麻酔を多めに使ってくれたことに感謝した患者から20ドル札を渡された歯科医のように困惑した表情を浮かべることだろう。

 親切過ぎる日本のサービス文化は米国のチップを渡す文化と真正面から対立している。
 チップは本来、より良いサービスを期待するためのものだが、その逆効果になることもある。
 チップの額が少ないと、ひどい目に遭うかもしれないのだ。
 『Coffee Life in Japan』の著者でボストン大学の文化人類学教授であるメリー・ホワイト氏は
 「サービスが日常業務に完全に組み込まれているので、
 日本にはサービスというカテゴリーがないということを覚えておかなければならない」
と話す。
 「サービスで追加料金は発生しない。
 その価値は重んじられるが、貨幣価値に置き換えられることはない」。

 筆者は日本のシステムに解放感を覚えた。
 価格は価格であり、良いサービスを受けたとしても、それは追加料金の支払いを期待されてのことではない。
 「サービスを区別しているのはわれわれ米国人なのだ
とホワイト氏は指摘する。
 筆者が日本で経験したサービスは、米国や欧州のサービスの単なる改善版ではない。
 われわれが「仕事」と考えることに対する根本的に異なる理解の現れなのだ。

 皇居の敷地を見晴らせる場所に建つパレスホテル東京の取締役兼総支配人の渡辺勝氏によると、心からの献身が必要だという。
 「日本のホスピタリティ、私たちがおもてなしと呼ぶものは、国外でも優れたサービスの基準として評判になったが、定義するのはとても難しい。
 それは明白でありながら、漠然としており、説明を聞くよりも感じるべきものだ」
と渡辺氏は言う。
 「私にとってホスピタリティとは、行為や仕事の大小にかかわらず、最大限の誠実さ、礼儀正しさ、敬意を尽くすこと。
 より一般的な義務感と報酬への期待から提供される表面的なサービスとは全くの別物だ」。


●パーク・ハイアット東京のバー

 ある晩、筆者は滞在していたパーク・ハイアット東京の最上階にあるニューヨーク・バーに寝る前の一杯を飲みに行った。
 ラストオーダーの時間がとっくに過ぎた閉店間際だったにもかかわらず、そこのスタッフは筆者を受け入れてくれた。
 その日が筆者の誕生日だったからである。
 彼らはどうしてそれを知っていたのか。
 その日、筆者の部屋には母親が手配したケーキが届いていた。
 この情報がホテルのスタッフ全員に共有されていたようだ。
 たっぷりと注がれたシングルモルトウィスキー「山崎」を手に、東京のスカイラインに点滅する赤いライトを眺めながら、これがロンドンやパリの同クラスのホテルだったらどうなっていただろうかと考えてみた。
 筆者は丁重な言葉できっぱりと入店を断られていたに違いない。
 ロビーか自分の部屋で飲むグラスシャンパンぐらいはもらえたかもしれない。
 だが、14ドルにしかならない最後の一杯のためにホテルの看板バーの閉店時間を遅らせてくれることはあり得ない。

 ホワイト氏によると、筆者がパーク・ハイアット東京で経験したことは「思いやり」の一例だという。
 「それは他人に対する積極的な気配りを意味する」
と彼女は教えてくれた。
 「他の人々のニーズや要望を予期することだが、大まかなものではなく細かに調整されている」。
 思いやりは子供たちに教えられ、学校でも褒め称えられるとホワイト氏は説明する。
 あのバーのスタッフが筆者のために閉店を遅らせてくれたのは、筆者が映画『ロスト・イン・トランスレーション』のワンシーンを演じたがっているということに気付いたからなのだろう。

 こうした思いやりは国民性だけで説明できるものではない。
 プリンストン大学で東アジアについて研究しているエイミー・ボロボイ氏は
 「サービスがすごく良いのには、本当の制度的な理由がある
と指摘する。
 「社会学者たちはそれを
 ステイクホルダー資本主義と株主資本主義の対決
と呼ぶ
という。
 「米国にあるのは株主資本主義で、株主は短期的な利益を企業に求める。
 一方、日本やドイツにはあるのは、
 ステイクホルダー資本主義で、企業はより高度な訓練を受け、忠誠心が高く、知識が豊富な社員に投資することができる」。

 忠誠心と知識が旺盛な従業員は最も質素な場所でさえ見つけることができる。
 東京を拠点に活躍する書籍編集者、菅付雅信氏は
 「マクドナルドのサービスが世界で最もいいのは日本だ」
と話す。
 「スターバックスも同様だ。
 仕事中にため息を吐くスタッフはいないし、従業員同士の長々としたおしゃべりもない」。

 筆者は1日85セントで自転車を貸し出している地方自治体でもおもてなしを発見した。
 階段を下りて歩道の下に位置する窓のない倉庫のような場所に行くと、年配の男性があいさつした。
 その男性は筆者を歓迎し、契約書に入念に目を通し、歩道に出て自転車を引き渡す前に、自らタイヤ、ギア、ブレーキ、ハンドル、サドルのチェックをした。
 その係員は媚びへつらうわけでも、外国人に貸し出すことを特に心配するわけでもなかった。
 心から誠意を込めたお辞儀をし、筆者を温かい言葉で送り出す彼は本物のプロフェッショナルだった。

  By     OLIVER STRAND



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月5日 4時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87574&type=0

日本と中国はレベルが違う!
それぞれの農村を見れば国力の差は明らかだ―中国ネット


●3日、中国最大のポータルサイト・百度の掲示板に、「日中の差は歴然、22枚の農村写真に仰天」と題したスレッドが立った。写真は群馬。

 2014年5月3日、中国最大のポータルサイト・百度の掲示板に、
 「日中の差は歴然、22枚の農村写真に仰天」
と題したスレッドが立った。

 「日本と中国の国力はどちらが優勢なのか。
 日中の農村を比較すれば、その違いは明らかだ。
 客観的に見れば、中国の総合的な国力はすでに日本に追いつき、追い越しているといえる。
 だが、日中の差を直視しなければ、われわれはいつか深刻な事態に陥るだろう
とスレッド主は主張する。

「無駄話はもういい。とにかく事実を見て判断してくれ」
と添えられた22枚の「証拠写真」は、日本と中国の農村風景を写したもの。
 機械化が進む日本の農作業と、水牛が田を耕す中国。
 緑豊かな日本の田園風景と、砂漠化が深刻な黄土高原。
 きれいに舗装されゴミひとつ落ちていない日本の農道と、ぬかるんだ泥だらけの中国。
 こざっぱりした作業着で畑に出ている日本の農民と、ボロボロの服をまとった中国の農村の子供たち。
 立派な瓦屋根の日本の農家と、土と石を積んだだけの中国の農家など、その差はあまりにも大きい。

 このスレッドに対する中国のネットユーザーの反応は、
 「日本は軍事衛星も戦略的核兵器、原子力潜水艦なども持っていない。
 だから平和憲法を改正しようと企んでいる。
 中国はこれを警戒すべきだ」
 「中国は軍事力強化を加速すべきである」
といった論調がほとんどだ。



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月20日 6時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88323&type=0

中国人観光客がまとめた日本旅行
=「奇妙なのは…」「想像するほど恐ろしくないのは…」―中国ネット


●19日、日本を旅行した北京在住の中国人男性が、日本旅行の10の特徴についてまとめた文章を自身のブログにつづっている。写真は日本の寺。

 2014年5月19日、日本を旅行した北京在住の中国人男性が、日本旅行の10の特徴についてまとめた文章を自身のブログにつづっている。
 以下はその概要。

1].日本人のルール
 街中や横断歩道では、ほとんどの人が左側通行を守っていて、非常によく秩序を守っている。
 電車やバスに乗るときには1列に並び、歩行者も自動車も信号無視はほとんどしない。
 歩道を走る自転車も、歩行者を優先している。
 人にぶつかると、自分から先に謝る。

2].日本の伝統文化の継承
 すべての寺や文化、工芸品などが継承されている。
 現在では、多くの若者が後を継ぎたがらないというが、それでも、寺では若い坊さんが、伝統工芸品を扱う店では若い職人が汗をかく姿が見られる。

3].日本の文化の多様性
 日本の街には伝統的なものからモダンなものまで、流行しているものから個性のあるものまで、さまざまな文化が混在している。
 社会の包容力が大きいと言える。

4].日本人の親切さ
 街で道を尋ねるときは、みんなとても親切である。
 言葉は通じないものの、身振り手振りで意思を伝えると、携帯電話で目的地の位置を教えてくれたり、その場所まで連れて行ってくれたりする。
 次に道を尋ねるのが申し訳なくなる。

5].日本人の職業意識の高さ
 たとえ小さなクッキーを1箱買っただけでも、丁寧に包んでくれる。

6].日本人の清潔さ
 道も店のなかもトイレも、常に清潔に保たれている。

7].科学技術の発達
 新幹線、自動ドア、地下鉄、各種の家電など。
 その素晴らしさは、もはや語り尽くされている。

8].日本の女性のスカート
 日本の女性は、冬でも丈の短いスカートをはいている。
 本当に寒くないのだろうか?
 奇妙なのは、上は厚いダウンを着て、首にはマフラーまでしているという点だ。

9].日本人の英語レベル
 ホテルのフロントとキャビンアテンダントを除けば、出会ったほとんどの日本人が英語をまったく話せなかった。
 しかし、漢字を書くことで意思の疎通は可能だった。
 難しい形容詞などは書いてはいけない。
 名詞か動詞を1文字ずつ書くといい。

10].日本の物価
 実は、日本の日用品と食事における物価は中国と大きな差はない。
 そればかりか、一部の商品は中国よりも安い。
 最も高いのは交通費と宿泊代。
 そのため、日程が決まれば、日本での消費はあなたが想像するほど恐ろしくはない。






_

2014年5月1日木曜日

現在の中国人は「日本語」が無ければ会話すらできない:

_



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月1日 12時26分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87456&type=0

現在の中国人は「日本語」が無ければ会話すらできない―中国人記者


●30日、香港誌・鳳凰週刊の著名記者・段宇宏(ドゥアン・ユーホン)氏は「日本語無くして中国人は話ができるか?」と題した文章を中国メディア・百度百家に掲載した。資料写真。

 2014年4月30日、香港誌・鳳凰週刊の著名記者・段宇宏(ドゥアン・ユーホン)氏は
 「日本語無くして中国人は話ができるか?」
と題した文章を中国メディア・百度百家に掲載した。
 以下はその概要。

 “混じり気のない純潔”な言語は、すでに消滅しているか、または消滅の危機にひんしている。
 純潔ではなく、対外的に開放され、包容力を持った言語こそが強大な生命力を有しているのである。
 現在、世界の主流の言語である英語やフランス語、スペイン語、ドイツ語、日本語、ロシア語などはいずれもこれらの特徴を備えている。
 外来語がこれらの言語に常に新しい血を注入し、その表現力をさらに豊富にさせているのである。

 では、我々の中国語は純潔なのだろうか?
 当然のことながら純潔ではなく、もしそうであったならば中国語はとっくに衰退していただろう。
 中国語は2000~3000年の発展の歴史の中で、新鮮な血液である外来語を絶えず取り入れ、極めて強力な包容力を持つ現在の中国語へと発展してきた。

 古くはギリシャ語やペルシャ語、サンスクリット語、アラビア語、満州語、モンゴル語などから、近代には英語や日本語、フランス語、ロシア語などから多数の外来語を取り入れてきた。

 これらの言語の中で、中国語に最も大きな影響を与えたのは英語と日本語である。
 1980年代の統計によると、中国語の中の外来語の数量では英語がもっと多く約3000語、続いて日本語が約1000語となっている。

 現在使われている中国語の中の日本語に由来する外来語は、科学技術や経済、政治、社会など多岐の分野にわたっており、その数量は非常に多く、使用率も非常に高い。
 もし、これらの「日本製中国語」を使用しなければ、現在の中国人はまったく意思疎通ができないだろう。






_

中国の自動車市場で「アクセル加速」の日本メーカー:目指すは「韓国超え」、販売台数は以前の水準に回復

_



●「ラニア・コンセプト」


レコードチャイナ 配信日時:2014年5月1日 11時28分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87422&type=0

日産が中国で開発のコンセプトカーを発表、現地化重視で「脱日本」へ―中国メディア

 2014年4月30日、日産は北京モーターショーで、若者のライフスタイルに合わせ開発されたコンセプトカー「ラニア・コンセプト」を世界初公開した。
 同車種は「伝統的な理念の突破」と位置付けられ、日産としては初めて中国から世界に発表するコンセプトカーとなった。
 科技日報が伝えた。

 これは日産の中国市場に対する重大な戦略調整となった。
 日産のアンディ・パーマーCPLO(チーフプラニングオフィサー)は取材に応じた際に、中国で開発された自動車を全世界に普及させると語った。

 パーマー氏は、
 「当社は、世界最大の消費者になりつつある、80年代生まれの若者がもたらす市場を重視している。
 中国の80年代生まれの若者は2億4000万人に達する。
 この人口は日本の2倍、英国の4倍に相当する。
 彼らの考えを重視しようとせず、西側諸国のモノをそのまま中国にもたらすのであれば、市場チャンスを失うだろう」
と指摘した。

 この理由により、日産は中国で開発した自動車を、世界市場に普及させようとしている。
 「ラニア・コンセプト」は中国のデザイナーが中国人消費者向けに開発・生産したもので、最終的に全世界に流通する。
 「ラニア・コンセプト」は、日産のブルーバードの精神・血統を引き継ぐ。

 パーマー氏と共に取材に応じた東風有限公司の関潤(グワン・ルン)総裁は、
 「日産は現地化、特に管理層の現地化を強化する必要がある。
 ラニア・コンセプトは、現地開発・現地製造・現地管理を採用した例だ」
と説明した。

 パーマー氏は、
 「東風日産の新ブランドのヴェヌーシアは、日産の付属ブランドではなく、非常に重要な市場チャンスを担っている。
 ヴェヌーシアはすべての細分化市場で、日産ブランドの空白を埋める。
 当社は競合他社よりも、合弁会社の自主ブランドの発展を支持している」
と語った。

 日産は中国の人材の世界への融合に取り組み始めている。
 パーマー氏は、
 「当社は中国の考えを尊重し、中国の管理者を米国に転勤させている。
 当社は中国の役員が、中国の観点をその他の市場にもたらし、未来のより良い発展戦略に貢献することに期待している。
 この手法は、当社がその他の市場で推進しているグローバル人材管理戦略でもある」
と述べた。

 日産は現在、電気自動車(EV)の開発に全力で取り組んでいる。
 パーマー氏は、
 「当社は世界のEV市場で47%のシェアを占めている。
 リーフはすでに11万台を販売しており、今年は昨年よりも販売が大きく伸びる。
 これはEVの流れが強まっていることを示している。
 EVは将来的に最も発展著しい市場になり、中国市場がその中で高い比率を占めるようになる。
 今後5年内に、中国のEV市場に非常に大きな変化が生じる。

 当社が見込んでいるもう一つの技術の流れは、自動運転だ。
 当社は自動運転車の量産化を初めて公言した企業だ。
 自動運転車は飛行機の自動操縦と同じようになる必要がある。
 パイロットは離着陸時だけ制御すればよく、高空飛行はすべて自動操縦になる。
 当社は現在、このような自動運転が可能な自動車を開発中で、来年にもプロジェクトの開発段階を終え、実用化に向けた開発の段階に入る。
 2020年には、1台目の量産化自動運転車が市場に投入される」
と話した。

(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)




レコードチャイナ 配信日時:2014年5月2日 0時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87463&type=0

中国の自動車市場で「アクセル加速」の日本メーカー、
目指すは「韓国超え」―韓国紙


●30日、韓国・朝鮮日報は、トヨタ自動車の伊原保守副社長が北京モーターショーの記者会見で「中国でシェア3位を目指す」と表明したことについて、「中国市場で現在シェア3位の現代・起亜自動車に向けた挑戦状だ」と指摘した。資料写真。

 2014年4月30日、韓国・朝鮮日報は、トヨタ自動車の伊原保守副社長が北京モーターショーの記者会見で「中国でシェア3位を目指す」と表明したことについて、
 「中国市場で現在シェア3位の現代・起亜自動車に向けた挑戦状だ」
と指摘した。
 5月1日付で環球時報(電子版)が伝えた。

 記事では、
 「尖閣諸島問題により中国市場で停滞していた日系自動車メーカーが大反撃を始めた」
とした上で、
 トヨタ、日産、ホンダの昨年の販売台数が以前の水準にまで回復し、
 反日感情の沈静化をチャンスとばかりに、円安の恩恵を受け、中国で生産ラインの増強や技術開発を行っていると指摘した。

 記事ではまた、北京モーターショーで、日系メーカーが中国の消費者を狙った戦略的新型車を発表するなど攻勢をかけていることに、現代・起亜自動車は危機感を覚えていると指摘。
 収益性の高いSUV(スポーツ用多目的車)やミドルクラス以上の車種で日系メーカーに対抗する計画を打ち立てているが、今年第2四半期のウォン高の影響による収益悪化も無視できないと伝えた。

 韓国産業研究院(KIET)国際産業協力室長は、
 「中国市場での競争は激しい。
 小型車、高級車、SUVとあらゆるジャンルで、日系メーカーはライバルだ。
 綿密な対策を講じなければ、生き残れない」
と話す。






_

2014年4月30日水曜日

お金持ち中国の無駄遣い:73億円の「世界最大の時計台」建設、だが観光収益は僅か500万円

_


●和諧鐘塔


サーチナニュース 2014-04-30 12:45
http://news.searchina.net/id/1531261

「世界最大の時計台」、73億円で観光客集め狙うも・・・=中国江西省

 「世界最大の時計台」と称する中国江西省カン州市の時計台「和諧鐘塔」を中心としたテーマパークが、建設停止を発表した。
 4億5000万元(約73億5000万円)を投じて建設していたものの、1年間の観光収入はわずか30万元(約490万円)と人気がなかった。
 時計台は高さが113メートルで、英国の「ビッグ・ベン」より18メートル高く、鐘の音は3キロメートル先まで聞こえるという。
(写真は「CNSPHOTO」提供)




●オープニング





_

2014年4月29日火曜日

アメリカ人学生は中国に留学したがらない:その数1%の意味は

_

●青:中国に留学する米国人学生数、緑:米国に留学する中国人学生数


ウォールストリートジャーナル     2014年 4月 28日 19:20 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303709304579529261510726816.html?mod=WSJJP_hpp_RIGHTTopStoriesThird

中国はわずか1%―米英学生の希望留学先


●上海・復旦大学で卒業を祝う学生ら(2013年)

 英国の公的国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルの国際高等教育調査部門エデュケーション・インテリジェンスがまとめた米・英国人学生の留学希望先ランキングによると、中国を希望する学生はわずか1%にとどまった。

 調査は米国と英国で1万人余りの学生を対象に行われた。
 中国のランキングは米国では10位と、昨年の9位から低下。
 英国でも昨年の9位から11位にダウンした。 

 調査責任者のエリザベス・シェパード氏は、多くの学生にとって留学は初の海外旅行になるかもしれず、その場合、似通っていて、物理的に近い留学先を選ぶ可能性があるとして、
 「中国はやはり抵抗感が強いと思う」
と話した。

 米国人学生の留学希望先ランキングの上位3位は英国(19%)、フランス(10%)、イタリア(8%)
 欧米以外では、日本(5%で7位)とブラジル(2%で9位)が上位に入った。
 一方、英国人学生のランキング上位3位は米国(33%)、オーストラリア(9%)、フランス(5%)だった。

 学生の大半は、留学先を選んだ理由として文化を挙げたほか、「その国を訪れてみたいから」と説明した。
 また、費用も要因の1つだ。例えば、
 米国でブラジルと中国に興味を示した学生は「授業料が安いから」や「奨学金がもらえるから」と答える人が多かった。

 オバマ米大統領は、中国への留学奨励を優先課題としており、ミシェル夫人も先ごろ中国を親善訪問した際にこのメッセージを強調した。

 米国に留学する中国人学生は急増しているが、中国に留学する米国人学生の数はほぼ横ばいで推移している。
 中国への米国人留学生増加を目指すオバマ大統領の運動を支援するために立ち上げられた民間非営利団体(NPO)100サウザンド・ストロング・ファウンデーションによると、米国への中国人留学生は昨年23%増えたのに対し、その逆は5%増にとどまった。

 エデュケーション・インテリジェンスによると、米国人学生の海外留学意欲はこの1年で低下している。
 留学に興味があると答えた学生の割合は1年前の56%から44%に低下した。
 米国で「大学教育にかかる費用が増加し続けていること」への懸念も留学意欲低下の一因となっているようだ。
 一方、留学に興味がある英国人学生は17%増えた。

米国人学生の留学希望先ランキング

1. 英国:18% 
2. フランス:10%
3. イタリア:8% 
4. スペイン 
5. オーストラリア 
6. ドイツ 
7. 日本:5% 
8. アイルランド 
9. ブラジル:2% 
10. 中国:1% 
11. 韓国

By     TE-PING CHEN






_

2014年4月19日土曜日

「あなたが知らない日本の真実」(4):「この国の生き残りにかける努力」 Japan, Rising Again.

_

「この国の生き残りにかける努力」 Japan, Rising Again.


レコードチャイナ 配信日時:2014年4月19日 3時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86799&type=0

世界が驚く日本の“当たり前”!「アレが無料で配られる!」
「電車の中でできることとは?」―中国ネット


●18日、中国のインターネット掲示板「百度」に「世界の人々が驚く日本」と題する文章が書き込まれ、日本独特の現象について紹介されている。

 2014年4月18日、中国のインターネット掲示板「百度」に
 「世界の人々が驚く日本」
と題する文章が書き込まれ、日本独特の現象について紹介されている。以下はその概要。

1.喫煙者が多いのに、寿命が長い
 禁煙区域の設定や分煙が進んでいるが、コンビニや路上など自由に喫煙できる場所は依然として多い。
 一部の飲食店でも喫煙可能。
 これだけ多くの人がたばこを吸っているのに、寿命が長いのは本当に驚き。

2.しょっちゅう謝る
 日本人は「ありがとう」と「ごめんなさい」をよく使う。
 多用しすぎるために、不誠実だと感じられることは避けられない。

3.新聞が毎日、玄関に届く
 天候に関係なく、毎朝ポストに新聞が届く
 。雨の日は濡れないようにビニール袋に包まれている。
 海外では一般的に露店やコンビニに買いに行かなければならないので、日本人は幸せ。

4.外食のときに女性が支払いをする
 一家で食事に出かけると、支払いをするのは往々にして女性。
 欧米では一般的に男性が財産を管理しているため、支払いも男性が行う。
 日本の女性はデートのときも「割り勘」を受け入れる。

5.無宗教なのに宗教活動に熱心
 多くの日本人は特定の宗教を持たないが、神社にお参りに行ったり、クリスマスを祝ったり、ハロウィンのイベントに参加したり、結婚式を教会で挙げたり、葬式に和尚さんを呼んだりする。

6.街で無料のティッシュが配られる
 日本の繁華街では、広告の入ったティッシュが配られていてとても重宝する。
 広告だけでは受け取ってもらえないためティッシュに挟んでいるが、見るか見ないかは個人の自由だ。

7.水道水がそのまま飲める
 日本ではどこでも当たり前のことだが、世界ではとてもすごいこと。

8.デパ地下は美食天国
 日本のデパートの地下では、一般的に食料品が売られている。
 きれいに並べられた惣菜や弁当、ケーキは見ているだけでもよだれが出る。
 写真を撮りながら試食して回るのが楽しい。

9.タクシー運転手がネクタイをしている
 世界のタクシー運転手はほとんどネクタイをしていない。
 たとえ豪華な車でも、運転手の服装は日本ほどきちんとしていない。
 日本の運転手は白い手袋までしている。

10.電車のなかで居眠りをする
 海外ではスリに遭うため、一般的に電車で居眠りはできない。
 日本人は大胆に居眠りをしているだけでなく、自分が降りる駅に着くと自然に目が覚める。

11.日本のサービスは世界一
 日本ではたとえ100円のパン1つ買っただけでも袋に入れてくれる上、おしぼりまでくれる。
 袋の持ち手は客が持ちやすい形に整えてくれ、笑顔で「ありがとうございました」と言ってお辞儀をする。



レコードチャイナ 配信日時:2014年4月27日 2時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87185&type=0

列に並び、騒がない日本の幼稚園児
=素養の高さは子どものころからの教育にあり―中国メディア


●25日、人民日報は日本の素養の高さは子どものころからの教育にあるとする記事を掲載した。写真は日本の幼稚園児。

 2014年4月25日、人民日報は日本の素養の高さは子どものころからの教育にあるとする記事を掲載した。
 以下はその概要。

 日本に旅行に来ていた中国人観光客は、帰国前
 「日本人が秩序を順守するという話はたくさん聞いていたが、今回の日本旅行は本当に感慨深いものになった」
と話した。
 地下鉄、エレベーター、バス停、レジなど、どこでも必ず自発的に列に並んでいたというのがその理由だ。

 東京の街では、2、3人の幼稚園の先生が十数人の手をつないだ園児を連れて歩いている光景をよく見かける。
 きれいに並んでいるのはもとより、ほかの歩行者の邪魔にならないように道の片側に寄っている。
 赤信号に出くわすたびに、先生は園児たちを止め、「赤は止まれ、青は進めだよ」と教える。

 日本の家庭でも、子どもの公共意識を養うことが非常に重視されている。
 地下鉄のホームで、親が子どもに電車に乗ったら大声で話したり、騒いだりしないように言い聞かせている姿を見たのは一度や二度ではない。

 一般社団法人日本旅行業協会の越智良典事務局長によると、日本では公共意識を育むことを非常に重視しているという。
 たとえば、時間を順守したり、列に並んだり、大勢の人がいるところでは大声で話さないなど、良好な習慣を学校教育のなかで身につけている。

 同氏は、中国が展開する品を重んじ、マナーを守ろうとする活動は重要で、良い公共秩序と社会習慣の形成に役立つと指摘する一方、根本からそのような習慣を身につけるには、子どものころからの教育が必須だと指摘している。



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月16日 0時51分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88153&type=0

北京の交通が乱れるのは人が多いから
…日本の交通から気付く、この言い訳の滑稽さ―中国メディア


●15日、日本を観光に訪れた中国人は、例えそれがあわただしく名所を回るだけの短期ツアーであったとしても、深い感銘を受け、日本のちょっとした一面に驚かされるものだ。人が密集する駅やレストランなどの公共の場でも、騒音は少なく、大声で話す人はほとんどいない。

 2014年5月15日、日本を観光に訪れた中国人は、例えそれがあわただしく名所を回るだけの短期ツアーであったとしても、深い感銘を受け、日本のちょっとした一面に驚かされるものだ。
 人が密集する駅やレストランなどの公共の場でも、騒音は少なく、大声で話す人はほとんどいない。
 辺鄙な屋外の公衆トイレでも、中国の5つ星ホテルに匹敵するほど清潔にされている。
 街にはほとんどごみが落ちていない。北京晩報が伝えた。

◆日本の交通

 中国の車は右側通行だが、日本は左側通行のため、不慣れな感覚を受けるだろう。
 エスカレーターでは左側に立ち、右側は歩く人のために空けておく。
 これに慣れるのは確かに大変だった。

 それからもう一つ慣れないことがある。
 北京の街頭を歩く場合、車を避けて通ることに慣れていたが、日本では車の方が歩行者に道を譲る。
 日本の車の左折は、中国の右折と同じく、信号を見なくていい場合もある。
 日本に来たばかりのころ、横断歩道を渡る際に車にはねられるのを恐れ、車が来るたびにゆっくり歩き、車に道を譲ろうとした。
 しかしよく観察してみると、横断歩道を渡る人がいる場合、車はその人が渡り終えるまで交差点で停止し、人よりも先に道を曲がろうとはしない。
 その交差点に信号があろうとなかろうと、信号を見る必要があろうとなかろうと、これは同じだ。
 北京が乱れているのは人が多いためだとよく言われていたが、日本に来れば、この言い訳がどれほど滑稽であるかを知るだろう。

 それから中国とは異なり、日本の自転車道は柵によって車道から隔離されている場所もある。
 これには自転車の利用者を増やし、交通渋滞を緩和させる効果があるのだろう。
 しかし中国は自転車大国であり、自転車が余りに多すぎるので、日本のやり方をそのまま参考にはできない。

 古の風格を残す京都や奈良には、東京のように複雑な地下鉄は存在しないため、外出の際には、路線バスを利用することが多い。
 バスの運行には正確なダイヤが設定されており、誤差は1-2分内だ。
 日本人はいかにして、路面の交通時間をコントロールしているのだろうか?
 これについては理解不能だ。

 また、交差点で信号を待つ間、ここのバス運転手はエンジンを切っていた。
 北京でも「3分以上の停車はアイドリングストップ」が呼びかけられているが、渋滞発生時に自主的にエンジンを切る運転手はごく稀だ。

◆日本の地下鉄

 東京の地下鉄からは、まず出口が多いという印象を受ける。
 新宿駅の場合は、40の出口があるという。
 新宿駅は地下都市のようで、中には店舗が林立し、街を散策するかのような気分になる。
 日本は国土面積が狭いと言われているが、日本は地下にも都市を建設したようだ。
 出口は多いが、さまざまな案内標識があるため、乗客は目的地を見つけやすい。

 それから、東京の鉄道は細かく管理されているという印象を受ける。
 東京の鉄道は北京と異なっている。
 特急・快速・各駅停車などに分かれており、それぞれ停車駅の数が異なる。
 例えば京王線を見ると、各駅停車の場合はすべての駅に停車するので、全体で90分以上はかかってしまう。
 しかし特急の場合は34分のみで、快速はいくつかの駅に停まるだけなので40数分で到着できる。

 東京の鉄道のこの詳細な管理は、サービスを徹底する日本社会の精神を示しており、高速運行を実現している。
 短距離の乗客は各駅停車に、遠距離の乗客は特急に乗車する。時間に正確で、どの電車が何時に着くかはすべて決まっており、誤差が生じることはない。

 東京の地下鉄には、入口のセキュリティチェックがない。
 1995年に発生した地下鉄サリン事件は、5500人の被害者と12人の死者、14人の障害者を出した。
 しかし政府は、セキュリティチェックの措置を講じなかった。
 これも当然で、社会の治安に対する自信のほか、客観的な条件もこれを許さない。
 考えて見れば良い。
 あれほど多くの乗客を一人ずつチェックすれば、駅の許容量を上回る行列が発生し、いつまで待たされるか分からなくなる。

 他にも、「静か」という印象を受ける。
 東京の地下鉄は路線が発達しているため、東京の数日間の旅では、外出時にすべて地下鉄を利用した。
 日本の地下鉄には、電車の車両数が多いという特徴がある。
 その数は少なくとも中国の2倍以上に達し、1列の乗客数が中国の2倍以上になる。
 ホームを端から端まで歩くのも一苦労だ。
 3番目、4番目の列車を待たなければ、どれほど頑張っても乗車できない北京とは異なっている。
 東京の乗客数は、北京と同じ程度に達するという。
 これは東京の地下鉄の路線が多く、1列当たりの乗客数が多いことと関連している。

 日本人は車両内で電話をかけず、物を食べず、ほとんど雑談をしない。
 そのため月曜日の朝の通勤ラッシュ時も、駅構内と車両内は異様なほどに静かだ。

(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月16日 7時1分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88136&type=0

「北京でさえ間違えるのに、東京なんて精神が崩壊する!」
=訪日中国人を悩ませたモノとは?―中国メディア


●14日、北京晩報は訪日中国人が東京の地下鉄についてまとめた文章を掲載した。写真は日本の地下鉄。

 2014年5月14日、北京晩報は訪日中国人が東京の地下鉄についてまとめた文章を掲載した。
 以下はその概要。

 日本の地下鉄の路線や駅はどれくらいあるだろう?
 数えるのも面倒なほどだ。
 いずれにせよ、西遊記に出て来る蜘蛛の精がはりめぐらす網よりも、密集しているのではないか。
 ある女性の同僚は
 「北京の地下鉄1号線でさえ、よく反対方向の電車に乗ってしまうのに、東京に来たらもう迷宮に迷い込んだようで精神が崩壊しそう」
とメールをよこしてきた。

 東京の地下鉄について私が気付いたことが5つある。

1].1つ目は、出口が多いということだ。
 聞くところによると、新宿駅には合計40もの出口があるという。
 新宿駅に入ると、そこにはさまざまな店が林立している。
 日本は国土が狭いといわれるが、日本は地下にも都市を建設していたのだ!
 もっとも、出口は多いが各種の標識により、目的の場所には容易に到達できる。
 日本語の地名はほとんどが漢字であるため、中国人にはわかりやすい。

2].2つ目は、管理がきめ細やかだということ。
 これは日本社会の体現であり、地下鉄を効率よく運行させるためだ。
 地下鉄には各駅停車や快速、急行などがあり、状況や目的地に応じて乗り分けている。
 その上、時間も非常に正確だ。
 1日の本数や駅の到着時刻にまったく狂いはない。
 中国政府は「北京の地下鉄の運賃は海外より安い」と言っているが、北京の地下鉄と東京の地下鉄の管理・運行の差が半端なものではないことは、永遠に庶民には伝えないだろう。

3].3つ目は、東京の地下鉄には網棚があることだ。
 北京の地下鉄ではその位置には広告が張られている。
 荷物が多ければ、別料金を取られることもある。

4].4つ目は、東京の地下鉄には荷物検査がないこと。
 日本の地下鉄が荷物検査を行わない理由は、安全に対する自信のほかに、客観的な状況からも現実的ではない。
 考えてもみよう。
 あれほど大量の人が利用するなかで1人1人検査していたら、行列は駅の外にまで伸び、時間も保証できないだろう。

5].5つ目の印象は、静かだということ。
 日本人は電車内で携帯電話で通話せず、物も食べず、会話もほとんどしない。
 そのため、恐ろしく混み合った月曜日の朝の通勤ラッシュでも、異常なほどの静けさを保っていた。
 それは、われわれに話をするのをためらわせるほどだった。


レコードチャイナ 配信日時:2014年5月20日 7時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88326&type=0

中国人観光客、日本のあるポスターに感動!
「この国の生き残りにかける努力を感じる」―中国ネット


●19日、中国のインターネット上に、日本を訪れた中国人観光客がつづった文章が掲載された。

 2014年5月19日、中国のインターネット上に、日本を訪れた中国人観光客がつづった文章が掲載された。

 文章ではまず、
 「日本の伝統文化と工芸品に興味があった。
 いずれにせよ、初めの動機は単純だった」
と、今般の日本旅行のきっかけを説明。
 関西国際空港に降り立った日は快晴で、「心も明るくなった」と記す。
 街を散策した際は、日本の店が気になったようで、
 「仕事柄、店の作りに非常に興味を持った。
 店内のデザインや配色、入口に付けられた照明など、どの店にも個性がある」
と感想を述べる。

 さらに、筆者の視線は日本人に向けられる。
 「日本の女子学生の制服のスカートには、丈がひざ下まであるものもあったことに驚いた
 。スカートの丈は、どうやら足の細さと関係があるようだ」
と独自の視点を紹介。
 続いて目に留まったのは電車を待つ人々。
 「子どもは漫画を読み、若者は携帯電話をいじっている。
 大人は本を読んでいるか、何もせず宙を見ている。
 彼らに共通することは、とにかくみんな静かにしているということ
とつづる。

 目的地の飛騨高山に近づくにつれ広がる田園風景には
 「どこの家庭でも庭の木はきれいに切りそろえられ、農作業用の道具は整頓されていた。
 日本人の細やかさの表れだろう」
とする。
 そして、高山駅に着いたとき、案内所に張られた
 “Japan,Rising Again”
のポスターを見つける。

 筆者は
 「これは、震災後に日本が打ち出した観光広告だろう」
とし、
 「鯉をモチーフにしているのは、中国から伝わった『登龍門
 (※成功への難関を突破することを表す。龍門という河を登り切った鯉は龍になる、という伝説から生まれたことわざ)』
という言葉が関係している」
と分析。
 「これを見て、ポスターの裏にある人びとの思いと、この国の生き残りにかける努力に感動を覚えた」
とまとめている。






_

2014年4月15日火曜日

中国人は海外旅行が大好き:中国人観光客に的を絞る米国、14年200万人突破へ

_


レコードチャイナ 配信日時:2014年4月15日 0時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86458&type=0

中国人観光客に的を絞る米国、14年200万人突破へ―中国紙


●11日、米国は中国人観光客に的を絞っており、14年は200万人を突破するとみられている。写真はニューヨークのブランドショップ街。

 2014年4月11日、全米旅行協会(NTA)が主催する国際観光フェア(2014)が5-9日、米シカゴで開催された。NTAのロジャー会長は取材に対して、世界の70カ国以上から約7000人が同フェアに訪れ、うち中国からはバイヤー100人以上が参加し注目を集めたことを明らかにした。
 ロジャー会長は、数年後には中国人観光客数が他のすべての国からの観光客の合計と同レベルになると予想した。
 また、中国人観光客が取得できる1年マルチの査証(ビザ)を5年マルチに調整するほか、面接の方法もインターネットの動画を通して行い、さらに、中国と結ぶ航空路線を増加させるよう関連の部門を促しているという。
 人民日報海外版が伝えた。

 米公式観光機関・ブランドUSAの統計によると、米国を訪問した中国人観光客は12年には140万人、13年には178万人に達し、4年連続で10ポイント以上の増加を見せている。
 14年は200万人に達すると見込まれている。
 また、中国人観光客が米国で消費した金額は13年、前年比12%増の98億ドル(約9800億円)に達した。

 例年の同フェアに比べて、今年は「中国の要素」がより鮮明になっていた。
 まず、入口の左側の目立つ位置に、「中国」と書かれたインフォメーションカウンターが設置されていた。
 また、ブランドUSAは中国の国旗を掲げたデスクで中国のバイヤーを接待した。
 6日、NTAは中国のバイヤーを対象にした説明会を開催し、米国の複数の部門の責任者らが米国市場をPRした。
 多くの米国のサプライヤーがブースに中国語版の資料を並べていた。
 例えば、ロサンゼルスの観光名所となっているファーマーズ・マーケットなどだ。
 そのほか、以前なら中国人バイヤーは英語の通訳を付けて米国のサプライヤーと交渉していたが、今回のフェアではサプライヤー側も華人を派遣し、バイヤーと中国語で交渉を行っていた。

 中国人にとって、今回のフェアは市場経済を学ぶまたとない機会となった。
 中国の勝利油田青年国際旅行社の彭海(ポン・ハイ)董事長兼総経理は、フェア全体がデジタル化、プロフェッショナル化されていたと評価する。
 例えば、フェア開始前、NTAはサプライヤーとバイヤーをつなぐネット情報プラットホームを開設した。
 そして、フェア参加に当たり、両者ともに35社以上とアポを取っておかなければならないという条件も設定した。
 そのようにして、両者は予定の時間に基づき、余談を介さずに、すぐに交渉を始めることができたため、的を絞った効率の良い交渉が行われ、多くの成果を納めることができた。

(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/TF)



レコードチャイナ 配信日時:2014年4月14日 22時33分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84973&type=0

13年の中国人海外旅行者数1億人、
海外での消費額1020億ドル、いずれも世界一に―中国メディア


●11日、13年の中国人海外旅行者数は約1億人、海外での消費額は1020億ドル(約10兆2000億円)に達し、いずれも世界一となった。

 2014年4月11日、北京で開催された第10回中国出境旅游交易会(COTTM)で発表されたデータによると、13年の中国人海外旅行者数は約1億人、海外での消費額は1020億ドル(約10兆2000億円)に達し、いずれも世界一となった。新華社が伝えた。

 中国の海外旅行者数はこの10年で飛躍的に増加し、13年は約1億人が海外旅行へ出かけている。
 消費額も05年には世界全体の約1%を占めるに過ぎなかったが、13年には1020億ドルに達し、米国やドイツを抜いて世界一となった。

 23年には中国の海外旅行者数は2億2000万人に達し、消費額は世界の20%を占めるまでに増加するとみられている。






_