2014年4月8日火曜日

「あなたが知らない日本の真実」(3):他人の負担を増やしてしまった場合は必ず謝らなければならない

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レコードチャイナ 配信日時:2014年4月8日 1時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86185&type=0

日本で仕事をした中国人が驚き!
「そんなに負担でもないのになぜ?でも、それが日本の道理」―中国ネット


●6日、日本で仕事をした経験を持つ中国人が、職場で初めて日本の「道理」を知ったときのことについてつづった文章が、中国のネット上に掲載された。

 2014年4月6日、日本で仕事をした経験を持つ中国人が、職場で初めて日本の「道理」を知ったときのことについてつづった文章が、中国のネット上に掲載された。
 以下はその概要。

 日本で仕事をしてから、私は日本人の「労働習慣」について深く理解するようになった。
 私が働いていた部門は全部で8人いた。
 仕事中は各自が自分の仕事を持っており、やり取りをすることも少なかったが、仕事終わりには8人で食事に行ったり、カラオケに行ったりと打ち解けた雰囲気だった。

 ある日、同僚の女性が出勤しなかった。
 ホワイトボードを見ると、彼女が病気で休みを取ったことがわかった。
 日本では外出したり、休みを取ったりする場合は壁に掛けられたホワイトボードに書き込むことになっている。
 これは、休みの人の代わりに電話に出たり、取引先の相手に状況を伝えたりするのに便利だ。

 私は
 「病気でお休みか。
 じゃあ、何か手土産でも持ってお見舞いに行くはずね」
と思っていたが、誰も「お見舞いに行こう」と言い出す人はいなかった。

 3日後、その同僚は出勤してきた。
 顔色からはまだ本調子でないことがうかがえた。
 私があいさつしようとしたとき、思いもよらないことに彼女は自分から私の席に来て
 「病気で休んでいる間、仕事を引き継いでくれてありがとうございました」
と言い、ほかの同僚たちにも謝って回っていたのだ。

 確かに彼女が休んだこの3日間、彼女の仕事は残りの7人で分担して行ったが、彼女の仕事は書類のチェックなど比較的簡単なものが主で、私たちはそれほど大きな負担に感じてはいなかった。
 彼女は退勤後、みんなに食事をごちそうすると言ってきかなかった。

 私はこのとき初めて、日本の「道理」を知った。
 それは、自分ではどうしようもないことであっても、
 他人の負担を増やしてしまった場合は必ず謝らなければならない
ということだ。



レコードチャイナ 配信日時:2014年4月14日 21時16分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86540&type=0

日本人留学生の「フリーハグ」活動、中国人はどう見たのか?―中国版ツイッター


●14日、南方都市報によると、中国北京市で10日、日本人留学生が行った「フリーハグ」の活動に、中国人ネットユーザーも注目している。
2014年4月14日、南方都市報によると、中国北京市で10日、日本人留学生が行った「フリーハグ」の活動に、中国人ネットユーザーも注目している。

 北京に留学している渡辺航平さん(20)らは北京の繁華街・王府井で、買い物客らに日中友好を訴え「ハグしましょう」と呼びかけた。
 最初は誰も賛同してくれないのではと不安に感じていたが、最終的には30人とのハグに成功したという。
 この様子を撮影した動画は後日ネット上で公開される予定。
 吉林省から来ていた女性は、「釣魚島(尖閣諸島)は中国のもの」と言ったが、笑顔でハグに応じた。
 彼女は「政治上の問題はあるけれど、日中は友好的であるべき。若者の考え方を支持する」と述べた。

 このニュースに中国版ツイッターには多数のコメントが寄せられている。以下はその一部。

●.「単なる自己満足」
●.「親日には永遠にならない。
 小日本(日本人の蔑称)は人間ではない」
●.「両国の民族意識と国家意識は強すぎる。
 友人になるのは難しい」
●.「釣魚島(尖閣諸島)が中国のものだというのなら、ハグしてやってもいい」

●.「ここのコメントを見ると、国民の素養の低さがわかるな」
●.「日本人全員が悪いというわけではない」
●.「私は普通の日本人は恨んでいない。
 日本の右翼分子を恨んでいるだけ」


●.「素晴らしい」
●.「激励に値する」
●.「称賛すべき活動だ」

●.「実のところ日本人が嫌いな人は本当に多くない」
●.「以前、日本の高校生と交流したことがあるが、彼らの印象はとても良かった」
●.「日本人と日本の政治は別。
 私ももしこのような勇敢な日本の若者に出会ったら、きっとハグするだろう」

●.「日本に行ってみればわかるが、日本の国民は釣魚島(尖閣諸島)のことなんて気にしてはいない。
 なぜなら政治家の仕事だから。
 誰が朝から晩まで反日を煽っているのか?
 中国人を一番多く殺したのは日本人ではなく中国人だ」



レコードチャイナ 配信日時:2014年4月17日 1時35分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86665&type=0

日本に関する小さな常識
=「日本のアレは中国より少ない」「日本人の嫌いな国ベスト3は…」―中国ネット


●16日、中国のインターネット掲示板に、「日本に関する小さな常識」と題するスレッドが立てられ、中国ネットユーザーが意見を交わしている。写真は秋葉原。

 2014年4月16日、日本に数年滞在したことがあるというネットユーザーが、インターネット掲示板に
 「日本に関する小さな常識」
と題するスレッドが立てた。

 書き込みは
 「わが国の隣国として、日本はいつも私たちに複雑な感情を抱かせる。
 たくさんのアイドル、面白い日本ドラマ、プレイステーションなどは私たちを引き付けて離さない。
 しかし、彼らの言動には時々歯がゆさを感じる。
 以下に日本の小さな常識をまとめる。
 この国について、一歩踏み込んで理解してみよう」
とし、「小さな常識」を紹介している。

●.1.流ちょうな日本語を話せたとしても、日本で友達を作ることは容易ではない。
 日本人の考え方は独特で、いわゆる「言外の意」があるからだ。
 積極的にコミュニケーションを取らなければ、基本的に相手にされない。
●.2.日本人の自殺率は高い。
 彼らは伝統的に、精神的な抑圧を受けている。
 だから、日本人にはストレスを発散する場所が必要だと言われる。
●.3.日本の秋葉原には女子高生と散歩を楽しむ“JKお散歩”という特殊なサービスがある。
 1時間8000円くらいで、女子高生と散歩したり食事したりできる。
●.4.日本でも漫画家になりたい人は大勢いるが、漫画家は最も疲れる職業の一つであり、最もなるのが難しい職業でもある。
●.5.日本人は韓国をとても嫌っている。
 日本の男性は韓国人にこれ以上ない嫌悪を抱いているが、日本の女性のなかには韓流スターが好きな人も少なくない。

●.6.日本ではかつて暴力団は合法だったが、現在は取り締まりが強化されている。
●.7.日本の街はとても清潔。
 日本人の環境保護の意識はやはり素晴らしい。
●.8.日本では百度(バイドゥ)はとても有名。
●.9.日本人は台湾が大好きで、台湾に非常に強い興味を抱いている。
 現在でも多くの人が中国語を勉強し、台湾に旅行に訪れている。
●.10.実は日本人は和服を着ない。
 彼らが夏に良く着るのは「浴衣」だ。
 和服は日本ではとても高価で、何億円するものもある。

●.11.日本人はQQを使わない。
 基本的にLINEやフェイスブック、ツイッター、スカイプを使う。
●.12.日本の高校は1日7~8つの授業がある。
 公立の場合は土曜日も登校する。
 1年は3学期に分けられ、春休み、夏休み、冬休みがある。
 大学の授業は決まっておらず、自分が選択した授業がある日だけ登校する。
 1週間に3日しか登校しないこともある。
●.13.日本メディアが報じる中国はマイナスイメージのものばかり。
 そのため、日本の中国に対する印象は悪い。
 より深く理解する唯一のルートは、中国の掲示板。
 2ちゃんねるの日本人はよく中国のネットで関連情報を調べる。
●.14.日本ではWi-Fiが非常に多い。
 しかもパスワードが必要ない。
 トイレに行ってもネットにつながる。
●.15.日本では小学生も中学生もバスか徒歩で通学する。
 親に車で送ってもらうことはなく、とても安全。

●.16.日本の理髪店はとても高い。
 女性は4~5000円、男性は3000円くらいかかる。
 パーマもかけると1万円にもなる。
●.17.日本の女性はお宅すぎる男性が嫌い。
 男性は腐女子が嫌い。
●.18.アニメの世界の日常は日本人が渇望しているものであり、本当の日本はアニメの世界とは違う。
●.19.日本の女子寮は男子寮よりも散らかっている。
●.20.AKB48の影響力が絶大。

●.21.日本の痴漢は実は中国よりも少ない。
●.22.箸のマナーが多すぎる。
●.23.名探偵コナンは日本ではそれほど流行っていない。
●.24.日本人は中国の環境問題をとても心配している。
 以前、2ちゃんねるで中国の女性の胃が爆発した事件が取り上げられたが、日本人のコメントは
 「中国ならおかしくない」
 「中国だけだよ、こんなにひどいのは」
 「さすがは中国」
といったものだった。
 これらの書き込みを見ると心が痛む。
●.25.日本人の嫌いな国ベスト3。
 1位韓国、
 2位中国、
 3位ロシア



レコードチャイナ 配信日時:2014年4月18日 0時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86754&type=0

日本の繊細な気配り、入院して気が付いた「日本人が正座する」理由―中国メディア


●17日、中国人なら生涯を通じて「正座」をすることはほぼないだろう。 しかし、日本で生活するとなれば、正座をする機会が多くなる。 日本ではどのような時に正座をするのだろうか?

 2014年4月17日、中国人なら生涯を通じて「正座」をすることはほぼないだろう。
 しかし、日本で生活するとなれば、正座をする機会が多くなる。日本ではどのような時に正座をするのだろうか?
 広州日報が伝えた。

 例えば、お客さんと玄関で話をする時は、お客さんが立っているのに対し、家の人は正座をしていることが多かった。
 もし、畳の正式な場で話をする時となれば、もちろん正座だ。
 日本のちゃぶ台の脚は通常、約30cmで、正座以外の座り方なら、くだけているように見えるため、背筋が伸びる正座がふさわしいのだ。
 外食の時も、もしちゃぶ台であれば、座布団の上で正座となる。
 長時間正座をしていると、足がしびれ、男性なら足を延ばして少しリラックスするが、上品な女性なら正座を崩すことはない。

 昔、日本人は着物を着ていた。
 男性用の着物は裾がゆったりしているが、女性用はどんな時も着くずれが許されない。
 そのため、女性は小股で歩かなければならず、座る時は正座となる。
 そのようにして、着物のきれいな状態を保つことができる。

 日本で正座は座り方の中で最も正しい座り方。
 正座をするためには、まず始めに床にひざまずき、臀部をかかとの上に載せ跪座(きざ)となり、次に足を伸ばして、臀部の下にかかとがくるようにする。
 男性はわずかにひざを開け、女性はひざを閉じて座る。
 正座は脚を痺れさせ血流を妨げることから、脚の発育に悪影響を及ぼすともされているが、メリットも多い。
 例えば、二重あごや下腹の改善につながると言われている。

 初めて日本を訪問する外国人にとって、正座は相当つらいだろう。
 長時間となると、まるで拷問のような気分となる。
 長時間正座をしていると、膝が麻痺し、左右に動かしたくなる。
 その状態はとても苦痛で、他の人から見ると、まるでかゆい所に手が届かないようなこっけいな姿となる。
 しかし、外国人にとって、正しく正座ができるかは、日本の文化に溶け込んでいるかを測る尺度となる。
 フランス語では、外国人が長い間日本に暮らすうちに日本の習慣に同化することを「畳の上の暮らし」を表す「タタミゼ」というほどだ。

 筆者の高校は、中国の姉妹高校との交流があり、茶道室にゲストを招き、茶道で迎える。
 ある時、がっちりとした体格の男性教師4人と女子高生5人が訪問し、正座で茶道の作法を楽しんでいた。
 しかし、男性教師4人は正座をしていなかった。
 その理由は、中国には「男性にはプライドがある」ということわざがあるからではなく、全員40歳を超え、膝を曲げるのが困難だったからだ。
 そのため、茶道の先生がわざわざ椅子を用意し、作法に背くにもかかわらず、椅子に座ってお茶を飲んでもらっていた。
 一方、女子高生5人は、日本の学生に習い、正座をしていたが、立ちあがる時はしびれ切っており、苦痛の表情を浮かべていた。

 筆者は日本に来て半年ほどした時に、出産のため入院した。
 あの時は日本語が話せなかったため、院長がオーストラリアに留学し帰国した若い看護婦と時間が空いた時に英語でおしゃべりできるよう取り計らってくれた。
 その看護婦は背が高く、筆者と話す時はいつもベッドの上で正座していた。
 申し訳なく感じ、「立って話してください」というと、その看護婦は「私の視線は患者さんより低くなければならない」とほほ笑みながら語った。
 日本人が正座をするのには、伝統や立ち振る舞い以外に、その理由があったのだ。

(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)




レコードチャイナ 配信日時:2014年5月18日 1時16分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88238&type=0

ドラマのセリフから読み解く日本人の国民性―中国紙


●16日、日本の映画やドラマで、人を励ます時によく使われる言葉が「がんばれ」だ。資料写真。

 2014年5月16日、東日本大震災が発生したのを機に、人間のより暗い部分を見せることが多かった映画監督・園子温監督の作風がソフトになった。
 例えば、「ヒミズ」(12年)では、ヒロインの茶沢景子が住田祐一と走りながら「住田がんばれ」と何度も叫ぶラストシーンが、127分にわたるどんよりとした空気を一変させた。
 新京報が伝えた。

 日本の映画やドラマで、人を励ます時によく使われる言葉が「がんばれ」だ。
 女性作家・新井一二三は、日本人の特徴に関して、
 「重要なことほど言葉で表現しようとしない。
 日本には互いの心から心に伝わるという意味の『以心伝心』という言葉がある通りだ。
 これは武士道の精神の影響だろう。
 『沈黙は金なり』は今でも日本人が最も好きなことわざの一つだ」
と指摘している。
 そのため、窮地に陥った時でも「がんばれ」の一言ですべての思いを伝えようとするのだ。 

 しかし、時代によって「がんばれ」の意味も異なる。
 1983年に放送されたNHK連続テレビ小説「おしん」の田中裕子演じる田倉しんのセリフ「がんばれ」は、角度を変えて考えると、戦後に日本経済が急速に発展したことへの称賛が含まれる一方、
 2012年の映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」(山崎貴監督)で吉岡秀隆演じる茶川竜之介が叫ぶ「がんばれ」は、バブル経済崩壊を経験した日本への「なぐさめ」が含まれている。
 簡単な一言「がんばれ」も、時代や経済の状況によって、威勢のいい励ましの言葉から、低迷する現実を受け入れ自信を取り戻すための言葉へと変化するのだ。

 地震が発生した11年の世相を表す漢字として「絆」が選ばれた。
 「癒し系」が流行するにつれ、日本の映画やドラマに、「絆」の温かさを感じることが多くなった。
 「絆」の意味を、13年のドラマ「リミット」中のセリフ
 「人はちっぽけな存在で、一人になることを恐れる。
 それでも、他の人と助け合い、励まし合う絆の中で、評価してもらうことができる
を使って考えてみよう。
 「ちっぽけ」と「絆」の対比に、日本人が心の奥底で終始感じている危機感を見ることができる。
 自然災害の多い島国である日本では、「絆」がどれほど貴重かは言うまでもない。
 経済の低迷や東日本大震災が長期にわたって大きな影響を及ぼしている日本で、「絆」はさらに重要になっている。

 06年のスペシャルドラマ「氷点」でも、「絆があるから、生きていける」というセリフがあった。
 また、10年のドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」でも、IQ201の天才捜査官・当麻紗綾の
 「私がこれから生きていきたい人生は、未詳の仲間との人生。
 その絆が壊れるくらいなら、何もいらない
という名台詞があった。

 そのほか、日本のドラマの中で、長年最も癒し系の言葉になっているのは「幸せにね」だろう。
 「幸せにね」は恋人の別れのシーンでもよく耳にする。
 例えば、08年のドラマ「ラスト・フレンズ」で、自身が暴力を振るっていた恋人の美知留の支えにはなれないことを悟った及川宗佑は、自殺を決意し、遺書に「さよなら。美知留。幸せにね」と書いた。
 また、11年の香取慎吾主演のドラマは主題が「幸せになろうよ」だった。
 「幸せにね」は、「絆」と同じく、将来に期待すると同時に、将来への不安を暗示している。
 これは、平和な時にも困難や危機に備える日本人の国民性とマッチしている。

(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/TF)








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