2014年2月25日火曜日

「人生はマラソンじゃない」:「すべての人生が、すばらしい」、リクルートポイントCM

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【公式】「すべての人生が、すばらしい。」リクルートポイントCM (120秒)

 公開日: 2014/02/05
「ゴールは人間の数だけある」池松壮亮さんが出演するリクルートの新CMです。


サーチナニュース` 2014-02-25 07:30
http://news.searchina.net/id/1525024

日本のTVCM「人生はマラソンじゃない」が素晴らしい!
・・・わが国では難しい選択=中国版ツイッター

 2月6日から放送が始まった
 「すべての人生が、すばらしい」
がキャッチフレーズのリクルートポイントのテレビコマーシャル。
 その出来が“あまりにすばらしい”と中国のネット上でも話題になっている。
   同コマーシャルは、マラソンレースのスタートシーンからはじまり、ランナーの走る姿にあわせて“マラソンと人生の共通点”が朗読される。
 「人生はマラソンだ
というメッセージの後に画面が暗転するがエンディングではない。
 中国人が称賛した“見どころ”はまさにここからだ。
   1人のランナーが突然足を止め、画面に向かって「本当にそうか?」と問いかける。
 そのランナーはコースから外れて沿道に向かって疾走し、「人生はマラソンじゃない」と否定する。
 他の大勢のランナーも四方八方に走り出し、
 「すべての人生がすばらしい」
 「誰だ? 人生はマラソンといったのは?
という言葉で締め括られる。
   人には人それぞれの生き方があり、多様な可能性を持ち、到達するところもひとつではないというメッセージ性が強い内容になっているが、ユニークな演技やシーンを盛り込むことで視聴者に“圧力”を感じさせない仕立てになっている。

   同コマーシャルは中国の動画共有サイトでも紹介され、多くの中国人ネットユーザーが同コマーシャルに感動を覚えたようだ。
 大手動画共有サイト優酷が簡易投稿サイト・微博を通して同コマーシャルを紹介したところ、中国人ネットユーザーから共感の声が数多く寄せられた。
   寄せられたコメントを見てみると
●.「感動した!」、
●.「なんだか燃えてきた」
など、勇気づけられたといった意見が数多く見受けられた。
  しかし、
●.「大勢の赴くままに進むのがわが国の栄光ある伝統だ」、
●.「中国でこれをやってみなよ。異色な人として見られるだけだから」
など、中国では“我が道を行くこと”は難しいとの意見もあった。
 日本人は和を大事にする国民性であり、中国人は日本人に比べて個人主義の強い国民性と言われるが、意外にも中国も日本に似たところがあるようだ。
  また、
●.「多くの日本人は、中国人よりも自分の考えを持っているような気がした」、
●.「日本人は結果がどうであれ努力すれば称賛を受けるが、中国では結果がついてこなければ、けなされるだけ」
と、日中の考えの違いを指摘するユーザーもいた。
  わが道をゆくには勇気が求められることであり、それゆえに同コマーシャルが評価されているとも言えるが、
●.「道を外れるのがすばらしいのか、それともただ逃げているだけなのか」、
●.「勇気のほかに、自分が進むべき道を知る必要がある」
との鋭い指摘もあり、冷静な中国人もいることが見て取れた。




【セリフを抜粋】

     今日も走り続ける。
    誰だってランナーだ。
    時計は止められない。
    時間は一方向にしか流れない。
    後戻りできないマラソンコースだ。
    ライバルと競い合いながら
    時の流れと言う一本道を
    僕らは走り続ける。

    より速く、
    一歩でも前に、
    その先に未来があると信じて。
    必ずゴールがあると信じて。

    人生は、マラソンだ。

    でも、本当にそうか?

    人生ってそういうものか?
    違う!人生はマラソンじゃない!

    誰が決めたコースなんだよ!
    誰が決めたゴールなんだよ!

    どこへ走ったって良い、
    どこへ向かったって良い!

    自分だけの道があるんだ。

    自分だけの道?そんなものあるのか?

    分からない。

    僕らがまだ出会っていない世界は
    途轍もなく広い。

    そうだ!踏み出すんだ!

    悩んで、悩んで、最後まで走りぬくんだ!

    失敗しても良い、寄り道しても良い、
    誰かと比べなくて良い。

    道は一つじゃない。
    ゴールは一つじゃない。

    それは人間の数だけあるんだ。

    すべての人生が、すばらしい。

    誰だ、人生をマラソンて言ったのは? 






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