_
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年10月4日 14時13分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77527&type=0
「生まれて良かった国は?」ランキングが意外な結果に
=米国16位、日本と中国は…―米メディア
29日、中国大手ポータルサイト・網易によると、米エコノミスト誌の調査部門であるEIUが世界80カ国に対して行った、健康や安全、豊かさなどについての調査・格付けを紹介した。
2013年9月29日、中国大手ポータルサイト・網易は、米エコノミスト誌の調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が世界80カ国に対して行った、健康や安全、豊かさなどについての調査・格付けを紹介した。
調査は11項目の指標に基づいて行われた。
指標には「ビジネスチャンス」や「衛生基準」、「政治の自由度」などのほか、「生活の質」や「2030年の経済予測」といった主観的なものも含まれている。
男女平等、失業率、犯罪率、気候条件なども考慮された。
先進国は格付けで比較的上位に位置しているが、
米国とドイツはともに16位、
日本は25位、
英国やフランスはさらに下位に格付けされるという意外な結果となった。
なお、中国は49位だった。
』
2013年10月4日金曜日
2013年10月3日木曜日
中国:「眠れない獅子」、ライオンも生きるのが大変な中国

●1日、中国の国慶節(建国記念日)連休の初日は多くの人出で各地の観光スポットがにぎわい、上海動物園にも大勢の来園者が詰めかけた。しかし、動物めがけて物を投げつける来園者もいて、マナーの低さが問題になっている。写真は上海動物園のライオン展示エリア。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年10月2日 20時1分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77470&type=0
ライオンめがけペットボトルを投げつける来園者
=ネットユーザーからは怒りの声が―上海市
2013年10月1日、中国の国慶節(建国記念日)連休の初日は多くの人出で各地の観光スポットがにぎわい、上海動物園にも大勢の来園者が詰めかけた。新聞晨報が伝えた。
ところが残念なことに、多くの動物舎の中に来園者が投げ込んだペットボトルが転がっている光景が目についた。
記者が数えたところ、ライオンの展示エリアだけで少なくとも70本以上が投げ込まれていた。
実際、年老いて動こうとしないライオンが気に喰わず、ペットボトルをライオンめがけて投げつける2人の参観者の姿も見かけた。
この記事を読んだネットユーザーからは来園者のマナーの低さに対して憤りの声が上がった。
●.「民度の低さには数千年の伝統があるから、変えられっこない」
●.「投げ捨てたのはペットボトルではなく、マナーだ」
●.「ペットボトルを投げ込んだ奴はライオンに噛み殺されればいい」
●.「ライオンとポジションを交代して、(ペットボトルを投げ込んだ人を)同じ目に遭わせてやろう」
●.「普通のことだよ。中国人にマナーを語っても馬の耳に念仏なんだから」
』
_
2013年9月29日日曜日
中国人の高級品購入の8割が海外で:価格差だけでない原因
_

●27日、中国人の海外消費は2012年に1020億ドル(約10兆円)に達し、米国とドイツを抜いて、世界全体の海外消費における過去最高記録を樹立した。写真はニューヨーク。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年9月29日 7時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77292&type=0
中国人の高級品購入の8割が海外で、価格差だけでない原因―中国メディア
2013年9月27日、中国人の海外消費は2012年に1020億ドル(約10兆円)に達し、米国とドイツを抜いて、世界全体の海外消費における過去最高記録を樹立した。
2010年の倍近くで、特に高級品の購入は欧州が23%を占め、香港・マカオの26%に続く境外(中国本土外)消費の中心となっている。
中国経済網が伝えた。
中国の境外消費の勢いは今年も続いているが、昨年と比べると香港・マカオが44%増加し、欧州が8%減少した。
また、富裕層による海外での高級品購入傾向は昨年と比べても一層明らかになっている。
最大の変化は、中国本土での高級品の購入を望む消費者が20%しかいないことだ。
高級品は海外で購入するという傾向が強まり続けているのはなぜか。
①.まず、価格差がある。
高級品の国内外での価格差が、中国富裕層を海外での購入に向かわせている最大の原因であることは間違いない。
中国商務部の統計によると、中国本土で販売されている高級品の平均価格は香港より45%、米国より51%、フランスより72%高い。
一部の人にとってこれは、海外旅行費をまかなうに十分な額であり、海外での購入を選択するのは当然だ。
この価格差は主に中国の高額な贅沢品税が原因だ。
そして贅沢品税は事実上次の3種類の税からなる。
●.輸入関税:一般の贅沢品の税率は10-25%だが、高級化粧品や酒類は35-60%にまで上がりうる。
●.増値税:通常17%前後。
●.消費税:30%にも達する。
税制以外に、人民元が対米ドル、対ユーロで徐々に上昇していることも国内外の価格差を広げている大きな原因であり、海外での高級品購入へと人々を引きつけている。
もちろん、中国人消費者が海外での高級品購入へと傾いているのは価格差のみが原因ではなく、個人資産の増加など他の要因についても考える必要がある。
クレディ・スイスの統計によると、中国人の1人当たり資産は2000年から2012年の間に4倍以上になった。
この間に資産家の数も急速に増加。
個人所得の増加によって海外旅行は一段と容易になった。
②.次に商品の選択幅が限られていることがある。
中国本土の高級品は数量に限りがあるため、一部の消費者は海外旅行の機会に前から欲しかった商品を購入することが多い。
また、中国人消費者の好みは次第に洗練されてきており、他者との違いを示すため、外国で流行しているが国内では知る人の少ない高級品を好む人が増えている。
そしてこうした商品は外国でしか買えない。
③.原産国の重要性もある。
中国の富豪1000人を対象にした調査では、
「原産国の高級品は品質と信頼性が保証されている」
と考える消費者は3分の2に上った。
しかも中国では外国製は中国製よりも優れているとの認識が一般的だ。
このため外国で買う高級品はより品質が良いとの考えが一層強まっている。
④.最後にビザの問題がある。
中国経済の急成長と国際的地位のたゆまぬ向上に伴い、中国国民は一段と容易に欧米のビザを取得できるようになった。
これも中国人の海外旅行者の増加、海外での高級品購入の増加の重要な一因だ。
今では海外の高級品の半分近くが中国人によって購入されている。
この割合は今後も増加する可能性があり、少なくとも短期的には、中国本土で高級品を購入する割合はさらに減少するだろう。
この状況をいかに改善するかが、早急に解決を要する問題となっている。
(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)
』

●27日、中国人の海外消費は2012年に1020億ドル(約10兆円)に達し、米国とドイツを抜いて、世界全体の海外消費における過去最高記録を樹立した。写真はニューヨーク。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年9月29日 7時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77292&type=0
中国人の高級品購入の8割が海外で、価格差だけでない原因―中国メディア
2013年9月27日、中国人の海外消費は2012年に1020億ドル(約10兆円)に達し、米国とドイツを抜いて、世界全体の海外消費における過去最高記録を樹立した。
2010年の倍近くで、特に高級品の購入は欧州が23%を占め、香港・マカオの26%に続く境外(中国本土外)消費の中心となっている。
中国経済網が伝えた。
中国の境外消費の勢いは今年も続いているが、昨年と比べると香港・マカオが44%増加し、欧州が8%減少した。
また、富裕層による海外での高級品購入傾向は昨年と比べても一層明らかになっている。
最大の変化は、中国本土での高級品の購入を望む消費者が20%しかいないことだ。
高級品は海外で購入するという傾向が強まり続けているのはなぜか。
①.まず、価格差がある。
高級品の国内外での価格差が、中国富裕層を海外での購入に向かわせている最大の原因であることは間違いない。
中国商務部の統計によると、中国本土で販売されている高級品の平均価格は香港より45%、米国より51%、フランスより72%高い。
一部の人にとってこれは、海外旅行費をまかなうに十分な額であり、海外での購入を選択するのは当然だ。
この価格差は主に中国の高額な贅沢品税が原因だ。
そして贅沢品税は事実上次の3種類の税からなる。
●.輸入関税:一般の贅沢品の税率は10-25%だが、高級化粧品や酒類は35-60%にまで上がりうる。
●.増値税:通常17%前後。
●.消費税:30%にも達する。
税制以外に、人民元が対米ドル、対ユーロで徐々に上昇していることも国内外の価格差を広げている大きな原因であり、海外での高級品購入へと人々を引きつけている。
もちろん、中国人消費者が海外での高級品購入へと傾いているのは価格差のみが原因ではなく、個人資産の増加など他の要因についても考える必要がある。
クレディ・スイスの統計によると、中国人の1人当たり資産は2000年から2012年の間に4倍以上になった。
この間に資産家の数も急速に増加。
個人所得の増加によって海外旅行は一段と容易になった。
②.次に商品の選択幅が限られていることがある。
中国本土の高級品は数量に限りがあるため、一部の消費者は海外旅行の機会に前から欲しかった商品を購入することが多い。
また、中国人消費者の好みは次第に洗練されてきており、他者との違いを示すため、外国で流行しているが国内では知る人の少ない高級品を好む人が増えている。
そしてこうした商品は外国でしか買えない。
③.原産国の重要性もある。
中国の富豪1000人を対象にした調査では、
「原産国の高級品は品質と信頼性が保証されている」
と考える消費者は3分の2に上った。
しかも中国では外国製は中国製よりも優れているとの認識が一般的だ。
このため外国で買う高級品はより品質が良いとの考えが一層強まっている。
④.最後にビザの問題がある。
中国経済の急成長と国際的地位のたゆまぬ向上に伴い、中国国民は一段と容易に欧米のビザを取得できるようになった。
これも中国人の海外旅行者の増加、海外での高級品購入の増加の重要な一因だ。
今では海外の高級品の半分近くが中国人によって購入されている。
この割合は今後も増加する可能性があり、少なくとも短期的には、中国本土で高級品を購入する割合はさらに減少するだろう。
この状況をいかに改善するかが、早急に解決を要する問題となっている。
(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)
』
_
2013年9月27日金曜日
中国人は金が好き:ゴールデン・アップルの大勝利、なんでもキラキラ大好き
_

●25日、美しさでは退化したとされ、批判の嵐に遭っていたアップルが、ついに岸にたどり着き、ほっと一息ついている。写真は北京市内のアップルストア。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年9月27日 9時38分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77205&type=0
中国人は金色好き、賭けに勝ったアップル―中国メディア
2013年9月25日、美しさでは退化したとされ、批判の嵐に遭っていたアップルが、ついに岸にたどり着き、ほっと一息ついている。
北京晨報が伝えた。
米アップル社のiPhoneの新機種iPhone 5Sが今月20日発売されると、わずか数分で「土豪金」と呼ばれるゴールドタイプの販売情報が全国各地から風に舞う雪のように飛び交った。
武漢市では、販売開始から10分足らずで完売した。
アモイでは、「土豪」と呼ばれ、価格が1万元(約16万円)以上に跳ね上がった。
香港では、もともと入荷台数が少なく、ダフ屋に一瞬で買い占められた。
北京西単の大悦城の店舗前では、定価に1500元(約2万4000円)上乗せし、予約して手に入れたゴールドタイプを売りさばく人の姿がみられた。
アップルは中国人のゴールド好きを過小評価していたといえる。
ある海外メディアの報道によると、アップルはサプライヤーにゴールドタイプの生産台数を3分の1増やすよう要請したという。
これまでの携帯電話の人気機種を振り返ると、金色が人気が集めていたことがわかる。
早い時期から、ハイエンド機を手がけるセンスのある大手多国籍企業が中国市場で金色の携帯電話を打ち出してきた。
モトローラの折りたたみ式スマートフォンは、斜陽のモトローラをハイエンド市場で輝かせた。
同端末はターゲットを「ビジネスエリート」に絞り込み、タッチペンもキラキラする金色だった。
当時は金色の端末とヘビ皮のカバーが最高の組み合わせとされ、デュアルケータイや「200万画素」といったキャッチフレーズが携帯電話の新しい流れを示すものとされた。
次いで、国産端末メーカーのセンスある美しい金色の携帯電話が大いに流行した。
テレビで繰り返し流れた金立の「語音王」の広告を今でも覚えている人は多い。
「レベルが高いんじゃなく、ものすごく高いんだ」、
「超ゴージャス」と銘打たれた同機は定価1299元(約2万円)で、購入すると999元(約1万6000円)の有名ブランドのデジタルビデオカメラがおまけとしてついていた。
金のもつ価値が、金色に豪華さや豊かさのシンボルという意義を与えている。
優れた工業デザインをみると、金色にはファッショナブルで高貴な印象がある。
ただ気を付けないと、成金や田舎者(土豪)に見られかねない。
とはいえ、豊かさであれ野暮ったさであれ、金色の輝きは持ち主に自信と満足を与えてくれる。
これはほかの色には真似のできないことだ。
アップルはこれまでずっと消費者の心理をうまくとらえた経営を行い、今回も賭けに勝った。
ネットでは「ゴールドタイプを買わなければ、5なのか5Sなのかわかってもらえない」などといったジョークが流れている。
忠誠心の高いアップルファンにとっては、従来機の5に間違われることが絶対にない5Sゴールドタイプを持つ以上に優越感をくすぐられることはないといえる。
(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)
』
『
JB Press 2013.10.07(月) Financial Times
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38861
揺れる金相場、投資家が恐れる中国の購入意欲喪失
世界の金需要、4年ぶりの低水準

●中国が買っていなければ、金相場は今頃・・・〔AFPBB News〕
中国がいなかったら、一体どうなっていただろうか――。
これは近年、コモディティー(商品)業界の多くの人が問うてきた疑問だ。
だが、こと金に関しては、特別な響きを持つ。
13年間に及ぶ金の強気相場が終わりを迎えた今、世界第2位の経済大国からの現物需要の爆発的な増加は、相場の急落が暴落に発展するのを防ぎ、神経を尖らす投資家に、金に対して前向きでいる理由を与えてきた。
■世界最大の金消費国になる中国
トムソン・ロイターGFMSによると、2013年は近代で初めて、中国がインドを抜いて世界最大の金消費国になる見込みだ。
また、HSBCによれば、今年は史上初めて、世界最大の金産出国が最大の輸入国かつ消費国になるという。
ナティクシスのデータによると、年初来の中国の金の輸入量は前年からほぼ倍増して864トンに達した模様で、今年初めて1000トンを突破する見通しだ。
「我々は中国市場の規模と購買意欲、および、それが国際価格に与える影響を完全には理解していないと思う」。
スタンダードチャータードの貴金属トレーディング部門を率いるジェレミー・イースト氏はロンドン地金市場協会(LBMA)が先日ローマで開催した会議でこう語った。
だが、上海黄金交易所のプレミアムが低下し始めるなど、需要が減退し始めている兆候が見られ、アナリストらは、再び相場が下落した時に中国からの貪欲な買いが見込めるかどうか確信を持てずにいる。
■西側は米国の量的緩和縮小を見越して金売り
今年は金市場でバランス調整が進んだ。
西側諸国では、金相場を動かす重要な要素である米国の金融政策の転換を見越して、機関投資家が金に裏付けられたETF(上場投資信託)のポジションを削減した。
ETFの金保有高は、年初に記録した2700トンの過去最高水準から2000トン前後まで減少しており、金相場に売り圧力をかけてきた。
金の価格は年初から20%下落し、1トロイオンス当たり1316ドルとなっている
金の売却は、アジア諸国、特に中国の消費者からの現物需要の急拡大により一部相殺されたが、完全には埋められなかった。
インドも、規制によって需要が大打撃を受ける前には輸入が記録的な水準に達していた。
こうした買いもあって、金相場は4月(1360ドル)と6月(1199ドル)の安値から反発した。
■EFTの金売却はまだ続く
「中国がやって来て金を買い上げていなければ、金価格は今頃いくらだったか」。
イースト氏は会議でこう問いかけた。
「相場が1050ドルという重要な下値支持線を試していたとしても、私は驚かなかったろう」
今ではETFの金売却のペースが鈍ったが、多くのアナリストはこれが一時的な中休みに過ぎず、米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和縮小のタイミングがはっきりしてきたら、売りが再開すると見ている。
「リーマン・ブラザーズが破綻した時点のETFの金保有高を振り返ってみると、1000トン前後だった」。
プレシャス・メタルズ・インサイトのフィリップ・クラプウィク氏は先のLBMAのイベントでこう語った。
「再びそんな水準になるとは思えない。
だが、さらに200トン、300トン、400トンの清算・売却があるか?
それはかなり現実的に考えられると思う」
市場参加者の間では、4月と6月の相場下落がどの程度「弱い保有者」を市場から追い出したかが熱い議論の的になっている。
中国の需要の見通しも同様だ。例えばシティグループは、中国は今、金の在庫が非常に潤沢で、年内いっぱいは需要が減少すると見ている。
やはり不透明なのが、中国の購入のどの程度が「公的部門」によるもので、今後も継続的な需要をもたらしてくれるか、という問題だ。
アナリストの間には、中央銀行は今年、外貨準備を多様化させるために金を200~300トン程度購入したとの見方がある。
■持続的な上昇は見込めない
中国は安定化作用をもたらしてきたが、同国が持続的に相場を上昇させられると考える市場参加者は少ない。
「問題は、需要の大半が価格下落と関係していたことだ。
中央銀行の購入と同じように、こうした買いは高めの下値を設ける助けになったが、それだけでは持続的に金価格を押し上げることはできない」
とクラプウィク氏は言う。
実際、米国による政府債務の初のデフォルト(債務不履行)への不安の高まりでさえ金価格を押し上げられず、相場は10月第1週にほぼ2カ月ぶりの安値をつけた。
2011年の似たような局面では、金相場は1900ドル台を突破した。アナリストらによれば、これは注目すべき動きであり、少なくとも西側諸国では、量的緩和縮小が視野に入るにつれて金に対する投資家心理がいかに変化したかを物語っているという。
By Neil Hume
© The Financial Times Limited 2013. All Rights Reserved. Please do not cut and
paste FT articles and redistribute by email or post to the web.
』
『
International Business Times | 2013年10月25日 08時21分 更新
http://jp.ibtimes.com/articles/50629/20131025/634302.htm
記者:Michelle FlorCruz、翻訳者:島田セレーナ
中国に「黄金のホテル」登場、進む金への欲求
中国人の金保有欲求が止まらない。
アップルのスマートフォン「iPhone 5s」はゴールドがいち早く売り切れとなり、クルマや他の商品でも金メッキは好まれる。
そしてついに、黄金に輝くホテルが登場した。
まだ建設中の同ホテルは、まるで金の延べ棒のような外観で、オープン前にもかかわらず、すでに多くの注目を集めている。
5つ星ホテルとなる予定で、高さ約200メートルの48階建て、屋上にはヘリポートまで付く。
総工費はおよそ15億人民元(約240億円)に達するという。

チャイナ・バイト(China Byte)によると、中国東部の江蘇省海安に建つこのホテルは、外国人投資家から資金を調達したもので、「プラチナレベル」のハワードジョンソンホテルとなる予定だ。

同ホテルがおそらく、中国で最大の「金の棒」となるだろうが、これは中国国内における金の流行の一例にすぎない。
報道によると、アップルは最新のスマートフォン「iPhone 5s」のゴールド色への需要が高いことから、中国国内でのゴールド「iPhone 5s」の製造をおよそ3割増やしたという。
また、本物の黄金への欲求が高い消費者の中には、およそ50万円をかけて「iPhone 5s」の外側を本物の金で覆った人もいたという。
さらに、金相場は年初から20%ほど下落しているのだが、中国からの現物需要の高まりにより、価格の急落を免れているとみられている。
またHSBCによると、中国は今年初めて、世界最大の金輸入国かつ消費国となるという。
なお、中国はすでに世界最大の金産出国である。

』

●25日、美しさでは退化したとされ、批判の嵐に遭っていたアップルが、ついに岸にたどり着き、ほっと一息ついている。写真は北京市内のアップルストア。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年9月27日 9時38分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77205&type=0
中国人は金色好き、賭けに勝ったアップル―中国メディア
2013年9月25日、美しさでは退化したとされ、批判の嵐に遭っていたアップルが、ついに岸にたどり着き、ほっと一息ついている。
北京晨報が伝えた。
米アップル社のiPhoneの新機種iPhone 5Sが今月20日発売されると、わずか数分で「土豪金」と呼ばれるゴールドタイプの販売情報が全国各地から風に舞う雪のように飛び交った。
武漢市では、販売開始から10分足らずで完売した。
アモイでは、「土豪」と呼ばれ、価格が1万元(約16万円)以上に跳ね上がった。
香港では、もともと入荷台数が少なく、ダフ屋に一瞬で買い占められた。
北京西単の大悦城の店舗前では、定価に1500元(約2万4000円)上乗せし、予約して手に入れたゴールドタイプを売りさばく人の姿がみられた。
アップルは中国人のゴールド好きを過小評価していたといえる。
ある海外メディアの報道によると、アップルはサプライヤーにゴールドタイプの生産台数を3分の1増やすよう要請したという。
これまでの携帯電話の人気機種を振り返ると、金色が人気が集めていたことがわかる。
早い時期から、ハイエンド機を手がけるセンスのある大手多国籍企業が中国市場で金色の携帯電話を打ち出してきた。
モトローラの折りたたみ式スマートフォンは、斜陽のモトローラをハイエンド市場で輝かせた。
同端末はターゲットを「ビジネスエリート」に絞り込み、タッチペンもキラキラする金色だった。
当時は金色の端末とヘビ皮のカバーが最高の組み合わせとされ、デュアルケータイや「200万画素」といったキャッチフレーズが携帯電話の新しい流れを示すものとされた。
次いで、国産端末メーカーのセンスある美しい金色の携帯電話が大いに流行した。
テレビで繰り返し流れた金立の「語音王」の広告を今でも覚えている人は多い。
「レベルが高いんじゃなく、ものすごく高いんだ」、
「超ゴージャス」と銘打たれた同機は定価1299元(約2万円)で、購入すると999元(約1万6000円)の有名ブランドのデジタルビデオカメラがおまけとしてついていた。
金のもつ価値が、金色に豪華さや豊かさのシンボルという意義を与えている。
優れた工業デザインをみると、金色にはファッショナブルで高貴な印象がある。
ただ気を付けないと、成金や田舎者(土豪)に見られかねない。
とはいえ、豊かさであれ野暮ったさであれ、金色の輝きは持ち主に自信と満足を与えてくれる。
これはほかの色には真似のできないことだ。
アップルはこれまでずっと消費者の心理をうまくとらえた経営を行い、今回も賭けに勝った。
ネットでは「ゴールドタイプを買わなければ、5なのか5Sなのかわかってもらえない」などといったジョークが流れている。
忠誠心の高いアップルファンにとっては、従来機の5に間違われることが絶対にない5Sゴールドタイプを持つ以上に優越感をくすぐられることはないといえる。
(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)
』
『
JB Press 2013.10.07(月) Financial Times
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38861
揺れる金相場、投資家が恐れる中国の購入意欲喪失
世界の金需要、4年ぶりの低水準

●中国が買っていなければ、金相場は今頃・・・〔AFPBB News〕
中国がいなかったら、一体どうなっていただろうか――。
これは近年、コモディティー(商品)業界の多くの人が問うてきた疑問だ。
だが、こと金に関しては、特別な響きを持つ。
13年間に及ぶ金の強気相場が終わりを迎えた今、世界第2位の経済大国からの現物需要の爆発的な増加は、相場の急落が暴落に発展するのを防ぎ、神経を尖らす投資家に、金に対して前向きでいる理由を与えてきた。
■世界最大の金消費国になる中国
トムソン・ロイターGFMSによると、2013年は近代で初めて、中国がインドを抜いて世界最大の金消費国になる見込みだ。
また、HSBCによれば、今年は史上初めて、世界最大の金産出国が最大の輸入国かつ消費国になるという。
ナティクシスのデータによると、年初来の中国の金の輸入量は前年からほぼ倍増して864トンに達した模様で、今年初めて1000トンを突破する見通しだ。
「我々は中国市場の規模と購買意欲、および、それが国際価格に与える影響を完全には理解していないと思う」。
スタンダードチャータードの貴金属トレーディング部門を率いるジェレミー・イースト氏はロンドン地金市場協会(LBMA)が先日ローマで開催した会議でこう語った。
だが、上海黄金交易所のプレミアムが低下し始めるなど、需要が減退し始めている兆候が見られ、アナリストらは、再び相場が下落した時に中国からの貪欲な買いが見込めるかどうか確信を持てずにいる。
■西側は米国の量的緩和縮小を見越して金売り
今年は金市場でバランス調整が進んだ。
西側諸国では、金相場を動かす重要な要素である米国の金融政策の転換を見越して、機関投資家が金に裏付けられたETF(上場投資信託)のポジションを削減した。
ETFの金保有高は、年初に記録した2700トンの過去最高水準から2000トン前後まで減少しており、金相場に売り圧力をかけてきた。
金の価格は年初から20%下落し、1トロイオンス当たり1316ドルとなっている
金の売却は、アジア諸国、特に中国の消費者からの現物需要の急拡大により一部相殺されたが、完全には埋められなかった。
インドも、規制によって需要が大打撃を受ける前には輸入が記録的な水準に達していた。
こうした買いもあって、金相場は4月(1360ドル)と6月(1199ドル)の安値から反発した。
■EFTの金売却はまだ続く
「中国がやって来て金を買い上げていなければ、金価格は今頃いくらだったか」。
イースト氏は会議でこう問いかけた。
「相場が1050ドルという重要な下値支持線を試していたとしても、私は驚かなかったろう」
今ではETFの金売却のペースが鈍ったが、多くのアナリストはこれが一時的な中休みに過ぎず、米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和縮小のタイミングがはっきりしてきたら、売りが再開すると見ている。
「リーマン・ブラザーズが破綻した時点のETFの金保有高を振り返ってみると、1000トン前後だった」。
プレシャス・メタルズ・インサイトのフィリップ・クラプウィク氏は先のLBMAのイベントでこう語った。
「再びそんな水準になるとは思えない。
だが、さらに200トン、300トン、400トンの清算・売却があるか?
それはかなり現実的に考えられると思う」
市場参加者の間では、4月と6月の相場下落がどの程度「弱い保有者」を市場から追い出したかが熱い議論の的になっている。
中国の需要の見通しも同様だ。例えばシティグループは、中国は今、金の在庫が非常に潤沢で、年内いっぱいは需要が減少すると見ている。
やはり不透明なのが、中国の購入のどの程度が「公的部門」によるもので、今後も継続的な需要をもたらしてくれるか、という問題だ。
アナリストの間には、中央銀行は今年、外貨準備を多様化させるために金を200~300トン程度購入したとの見方がある。
■持続的な上昇は見込めない
中国は安定化作用をもたらしてきたが、同国が持続的に相場を上昇させられると考える市場参加者は少ない。
「問題は、需要の大半が価格下落と関係していたことだ。
中央銀行の購入と同じように、こうした買いは高めの下値を設ける助けになったが、それだけでは持続的に金価格を押し上げることはできない」
とクラプウィク氏は言う。
実際、米国による政府債務の初のデフォルト(債務不履行)への不安の高まりでさえ金価格を押し上げられず、相場は10月第1週にほぼ2カ月ぶりの安値をつけた。
2011年の似たような局面では、金相場は1900ドル台を突破した。アナリストらによれば、これは注目すべき動きであり、少なくとも西側諸国では、量的緩和縮小が視野に入るにつれて金に対する投資家心理がいかに変化したかを物語っているという。
By Neil Hume
© The Financial Times Limited 2013. All Rights Reserved. Please do not cut and
paste FT articles and redistribute by email or post to the web.
』
『
International Business Times | 2013年10月25日 08時21分 更新
http://jp.ibtimes.com/articles/50629/20131025/634302.htm
記者:Michelle FlorCruz、翻訳者:島田セレーナ
中国に「黄金のホテル」登場、進む金への欲求
中国人の金保有欲求が止まらない。
アップルのスマートフォン「iPhone 5s」はゴールドがいち早く売り切れとなり、クルマや他の商品でも金メッキは好まれる。
そしてついに、黄金に輝くホテルが登場した。
まだ建設中の同ホテルは、まるで金の延べ棒のような外観で、オープン前にもかかわらず、すでに多くの注目を集めている。
5つ星ホテルとなる予定で、高さ約200メートルの48階建て、屋上にはヘリポートまで付く。
総工費はおよそ15億人民元(約240億円)に達するという。

チャイナ・バイト(China Byte)によると、中国東部の江蘇省海安に建つこのホテルは、外国人投資家から資金を調達したもので、「プラチナレベル」のハワードジョンソンホテルとなる予定だ。

同ホテルがおそらく、中国で最大の「金の棒」となるだろうが、これは中国国内における金の流行の一例にすぎない。
報道によると、アップルは最新のスマートフォン「iPhone 5s」のゴールド色への需要が高いことから、中国国内でのゴールド「iPhone 5s」の製造をおよそ3割増やしたという。
また、本物の黄金への欲求が高い消費者の中には、およそ50万円をかけて「iPhone 5s」の外側を本物の金で覆った人もいたという。
さらに、金相場は年初から20%ほど下落しているのだが、中国からの現物需要の高まりにより、価格の急落を免れているとみられている。
またHSBCによると、中国は今年初めて、世界最大の金輸入国かつ消費国となるという。
なお、中国はすでに世界最大の金産出国である。

』
_
中国初の国産ジェット機ARJ21の納入:1年ほど遅れる
_

●25日、中国初の国産ジェット機ARJ21の納入が再延期され、ボーイングとエアバスの独壇場に挑む中国の志が再びくじかれる形となった。写真はARJ21。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年9月27日 8時31分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77246&type=0
2013年9月25日、中国初の国産ジェット機ARJ21の納入が再延期され、ボーイングとエアバスの独壇場に挑む中国の志が再びくじかれる形となった。
ボイス・オブ・アメリカが伝えた。
ARJ21は中国が初めて国際基準に基づいて生産し、知的財産権を有する地域路線用ジェット旅客機で、タービンエンジンを搭載している。
初期の計画では2007年に納入される予定であったが、その後2013年末に延期されていた。
製造を担当する中国商用飛機有限公司によると、ARJ21の納入は2014年中頃にまでずれ込むという。
中国商用飛機は納入延期の理由が「設計、製造、商用ジェット機の認証での経験不足」にあるとしている。
関係者によると、さらに大型の旅客機C919の開発計画にも影響するという。
C919はボーイング737、エアバスA320に匹敵する174の座席を有する。
AP通信は、米連邦航空局はARJ21が認証を取得するまでは中国が大型旅客機を完成させることはないだろうと伝えている。
』
1年ほどの遅れである。
まあ想定外ということはない。
言い換えれば折り込み済み程度の問題である。
初めての国産ジェット機としてはよくやっているというのが本当のところだろう。
ただ、まだまだキャリア不足なので就航しても数年はあまり乗らないほうがいいだろう。
何が起こるかわからないからだ。
不具合が出っ切るまでは、様子見がいい。
これは、何に付けても言えることである。
特に飛行機は危険がつきまとう。
高速鉄道の比ではなくなる。

●25日、中国初の国産ジェット機ARJ21の納入が再延期され、ボーイングとエアバスの独壇場に挑む中国の志が再びくじかれる形となった。写真はARJ21。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年9月27日 8時31分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77246&type=0
2013年9月25日、中国初の国産ジェット機ARJ21の納入が再延期され、ボーイングとエアバスの独壇場に挑む中国の志が再びくじかれる形となった。
ボイス・オブ・アメリカが伝えた。
ARJ21は中国が初めて国際基準に基づいて生産し、知的財産権を有する地域路線用ジェット旅客機で、タービンエンジンを搭載している。
初期の計画では2007年に納入される予定であったが、その後2013年末に延期されていた。
製造を担当する中国商用飛機有限公司によると、ARJ21の納入は2014年中頃にまでずれ込むという。
中国商用飛機は納入延期の理由が「設計、製造、商用ジェット機の認証での経験不足」にあるとしている。
関係者によると、さらに大型の旅客機C919の開発計画にも影響するという。
C919はボーイング737、エアバスA320に匹敵する174の座席を有する。
AP通信は、米連邦航空局はARJ21が認証を取得するまでは中国が大型旅客機を完成させることはないだろうと伝えている。
』
1年ほどの遅れである。
まあ想定外ということはない。
言い換えれば折り込み済み程度の問題である。
初めての国産ジェット機としてはよくやっているというのが本当のところだろう。
ただ、まだまだキャリア不足なので就航しても数年はあまり乗らないほうがいいだろう。
何が起こるかわからないからだ。
不具合が出っ切るまでは、様子見がいい。
これは、何に付けても言えることである。
特に飛行機は危険がつきまとう。
高速鉄道の比ではなくなる。
_
高速鉄道は、人々の想像を上回る方法により、中国人の生活を激変させた

●25日、中国の高速鉄道運行開始時、巨大な洞窟のような長沙市の駅はガランとしていた。いまやこの風景は、過去のものとなった。高速鉄道が運行されてから数年が経ち、その毎月の乗客数は中国国内の航空便の2倍弱に達した。写真はハルビン・大連間高速鉄道。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年9月27日 6時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77216&type=0
高速鉄道が中国人の生活に激変をもたらす―米メディア
2013年9月25日、中国の高速鉄道運行開始時、巨大な洞窟のような長沙市の駅はガランとしていた。
いまやこの風景は、過去のものとなった。高速鉄道が運行されてから数年が経ち、その毎月の乗客数は中国国内の航空便の2倍弱に達した。
来年の年初には、毎月の乗客数が延べ5400万人に達し、米国国内便をも抜く見通しだ。ニューヨーク・タイムズ(ウェブ版)の9月23日の記事を引用し、環球時報が伝えた。
広州市の靴製造工場で働くリー・シャオホンさんは、毎月のように高速鉄道を利用して娘のいる長沙市に帰る。
以前は移動に丸一日の時間がかかったため、年に1回しか帰郷していなかったが、現在はわずか2時間19分で帰郷できるようになった。
ジェン・チーナンさんは企業の役員で、遅延が多い航空便を避け、高速鉄道で全国各地の会議に向かう。
ジェンさんは、
「変化がこれほど目まぐるしいとは思わなかった。
目新しかった高速鉄道は今や、私たちの生活の一部になった」
と語った。
高速鉄道は当初誰にも予想できなかったサクセスストーリーだ。
エコノミストと交通輸送の専門家は、高速鉄道は中国経済の持続成長の原動力であり、その他の新興国が発展の中で困難を抱えている原因の一つと指摘した。
しかし中国も代価を支払わなかったわけではない。
巨額の負債、大規模な立退き、重大事故の発生、入札における腐敗問題などだ。
紛れも無く、高速鉄道は人々の想像を上回る方法により、中国を変化させた。
世界銀行の報告によると、すでに高速鉄道が開通した中国の都市では、労働者の生産性が普遍的に上昇する可能性があるという。
高速鉄道で数時間の距離に、1000人、1万人単位の潜在的な顧客・従業員・競合他社が存在することになり、企業の生産性が引き上げられるというわけだ。
北京市や深セン市のような大都市では、企業が続々と研究開発センターを開設している。
そこには高等教育を受けた多くの若きエリートが存在する。
彼らが給与水準と地価が低い都市の工場に日帰り出張するのにも、利便性が高くなる。
世界銀行のベテラン交通専門家(北京駐在)は、「多くの企業が経営方式を変えている」と語った。
西側諸国が、中国の成功モデルを真似するのは難しい。
中国の都市化のペースに追いつける地域がほとんどないばかりか、中国の人口は米国の4倍で、しかもそれが国土の3分の1の面積を占める東部に集中しているからだ。
中国の高速鉄道はさらに、世界で最も野心あふれる地下鉄建設プロジェクトとセットになっている。
これにより多くの人が、スムーズに高速鉄道の駅に入れる。
高速鉄道は中国内陸部のビジネスマネージャーたちをより大きな市場に進出させている。
沿海地方の人件費高騰に伴い、外国人の役員も内陸部に視線を向けるだろう。
長沙市の某企業の販売担当者は、「以前は私たちの方から広州市に行き欧州の取引先と商談していたが、今や彼らはより頻繁に長沙市を訪れるようになった。
ただ一つ都合が悪いのは、高速鉄道の利用者が増え、混雑するようになったことだ」
と述べた。
(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)
』
2013年9月25日水曜日
欲望にまみれた中国人の心: 仏教は救うことができるのか?いやビジネスです
_

● 空港の書店に売られていた雑誌『佛教文化』
『
JB Press 2013.09.24(火)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38641
欲望にまみれた中国人の心を仏教は救うことができるのか?
病死した家畜の肉が市場に出回り、しゃぶしゃぶ屋では羊肉と偽ってネズミ肉を提供する
──神も仏もない社会、「末法の世」とは、まさに現代中国を指すのかもしれない。
中国でモラルの崩壊に歯止めがかからない。
「バレなきゃなんでもアリ」とばかりに人が人を平気で欺き、「金のためなら不要な殺生もあり」と、あたかも餓鬼道に落ちたかのような乱世ぶりである。
人として行っていいこと、行ってはならないことを提示するのが、宗教の大きな役割の1つである。
これほどまでにすさんだ中国人の心を、果たして宗教は正しい道に導くことができるだろうか。
■書店のゴールデンラインに「仏教書」?
実はいま中国で、仏教が密かなブームとなっている。
東京からの直行便が発着する上海の虹橋空港、ビジネス客も多いこの空港に、小さな書店がある。
店頭には、『財経』や『看天下』などをはじめとする様々なビジネス誌が並んでいる。
買っていくのは明日の「発財(金儲け)」を夢見る中国人ビジネスパーソンたち。
「欲望都市・上海」の色は褪せることはない。
そうしたビジネス雑誌に交じって、一風変わったオールカラーの雑誌が販売されているのを見つけた。
雑誌の名前は『佛教文化』(佛教文化雑誌社)。
隔月刊で1冊20元(約320円)。
通巻で124号、とある。
手漉き風のザラザラした触感の紙を使っており、メジャーなビジネス誌とはまったく異なる風合いだ。
まるで切れない刃物で裁断したようで、手に取ると裁断の紙屑がぱらぱらと飛び散る(写真)。
ページをめくると、僧侶や信者が登場する様々な特集が掲載されている。
例えば、癌に倒れるも「食事や生活環境などを“仏教的なもの”に切り替えることで、病の進行を遅らせることに成功した中国の人気作家」の話。
また、「自転車で全国を行脚し、エコライフを説法する僧侶」の話もある。
ビジネス客を相手にした書店で仏教雑誌が売られているのは違和感を覚える。
そのうえ、一番客の目を引く、棚の“一等地”に置かれているのだ(日本でも『大法輪』や『月刊在家仏教』といった仏教雑誌があるが、ビジネス客向けの書店でこれほどの一等地に置かれることはない)。
しかし、店員に尋ねてみると「結構売れている」のだという。
売れているからいい位置に置いている、とのことらしい。
筆者の知り合いの中国人にも熱心な信者がいる。
上海の中小企業で働く友人の鄭さん(仮名)が腎臓結石になった。
筆者は電話口で「早く手術した方がいい」と強く勧めた。
激痛に襲われ苦しそうにする彼女だが、「来週は内モンゴルと瀋陽で入札があるから、入院はできない」と譲らない。
見舞いに駆けつけると、彼女は般若心経を一心不乱に唱えていた。
憔悴した彼女の姿にも驚かされたが、お経を唱えている姿にはさらに驚かされた。
数日後、彼女は出張先の瀋陽に飛んでいた。
現地から入ったメールには「菩薩が守ってくれた」とあった。
彼女のように信心深い中国人は珍しい。
中国人の圧倒的多数は金銭至上主義者であり、金銭以外の価値を信じている者は少ないのだ。
■袈裟を着た俗人ビジネス
現代の中国人がここに来て「仏教」に目を向け始めたのは納得がいく。
共産党を崇めても、金銭を拝んでも心の拠り所になり得ないことが、徐々に分かってきたのだろう。
かつての日本もそうだった。
日本では1970年代後半に東洋的価値の回顧が顕著になった。
高度経済成長期を突っ走り、ホッと一息つこうとしたときに、東洋の文化・芸術・宗教に思いを馳せることが、心のやすらぎにもなったのである。
例えば、NHK特集の「シルクロード」や、日本テレビで放映されたドラマ「西遊記」(主演・堺正章)が高視聴率を記録した。
音楽界では西遊記の主題歌の「ガンダーラ」に始まり、「異邦人」などのオリエンタル風な歌が大ヒットした。
平山郁夫氏の名画やシンセサイザー奏者の喜太郎氏が注目されたあの頃、日本人もどこかで心のバランスを取ろうとしていたのではないだろうか。
仏教を伝えたシルクロードを擁する中国で、果たして仏教は人々の心の拠り所となり得るのか。
あるいは道徳的な善悪の判断を与える存在となるのだろうか。
だが、残念ながら答えは「否」である。
現代の中国における仏教は、迷える衆生を救うためのものではなく、やはり金儲けのための一手段に過ぎないのだ。
筆者は上海在住の会社員の女性・王さん(仮名)と面会した。
「中国人にとっての仏教とは何か」と尋ねると、「低俗すぎて話にならない」と苦笑いした。
王さんは自らの経験をこう語った。
「昨年、母親を亡くしたとき、なんと7人の坊さんが母の家に押しかけてきたんです!」
部屋に入りきらない7人の坊さんたちに唖然とした王さんは、「読経はお坊さん1人でできるではないか」と寺側に抗議すると、「うちはこれでワンセットだから」と開き直られた。
費用は7人で約5000元(約8万円、普通のホワイトカラーの1カ月分の給料程度)にもなり、そのうえ、一人ひとりに“お小遣い”まで持たせなければならなかった。
また、旅行する先々では、「追いはぎのようなお布施の強要」に遭遇すると王さんは言う。
「団体旅行で海南島に行ったのだが、旅程はなぜか寺めぐりばかり。
しかも法外なお布施を求められたのには驚いた」
最初の寺では説法を聞かされた後、幸運祈願の文言が印刷された赤い紙切れを手渡された。
その直後、僧侶が出てきて「あなたのお布施の金額を、399元(約6400円)、199元(約3200円)、99元(約1600円)の中から選べ」と強いられたと言う。
その次に訪れた寺でも、同じようなことが起こった。棒のように太い線香を渡され、数百元単位のお布施を求められた。さらに、寺の周りは“御利益グッズ”を売る店が軒を連ねる。
「あまりに法外な値段で開いた口がふさがらなかった」
と、王さんは呆れ顔で語ってくれた。
最近、筆者の手元にはこんなショートメールが入ってきた。
「中国仏教協会の創立60周年に当たり、中国仏教四大名山の記念品を販売します」――(注:四大名山は山西省の五台山、四川省の峨眉山、浙江省の普陀山、安徽省の九華山)
中国仏教協会は、中国の各民族における仏教徒の連合組織でもあり、中央政府の宗教政策を助ける組織でもある。
中国仏教界の最大勢力が、ついに「通信販売」に乗り出したというわけである。
■1億人の市場をにらむ「中国仏教グッズ」
最近は、仏教グッズや仏教空間などがありがたがられる傾向にある。
2013年春、福建省で大規模な“仏具用品の見本市”が開かれた。
中国各地では “仏教空間”を採り入れた飲食業やホテル業も出現し、“仏教装飾”を手掛ける内装業界がもてはやされている。
座禅や写経もちょっとしたブームだ。
寺院を建立する富裕層も出現した。
その昔、寺院のない地域では、在家の有志が寺院を建立し寄進してきた。
だが昨今の富裕層には、寺を建てれば「信者のお布施とグッズ販売で金が儲かる」という算段がある。
8月下旬、日本でも深セン市の違法建築物が報道され話題となった。
21階建ての高級高層マンション屋上に増設されたのはなんと寺。
個人の信仰が高じてのものなのだろうが、明白な違法建築だろうと他人の迷惑になろうと、財力や権力にものを言わせたやりたい放題は、仏教信者においても変わることはない。

●3世紀に建てられたと伝えられる上海の静安寺
中国では1万3000の寺院があり、30万人が出家していると言われている。
仏教徒は人口の8%に相当する1億人に達する。
確かにその市場は大きい。
他方、信者の増加は「健康・長生き」の渇望と無縁ではない。
かつては「商売繁盛」が参拝の動機だったが、今では「死にたくない」に取って代わった。
中国人の長寿志向、健康志向の裏には、大気や水の汚染、食品への不安、治療費を貪り取る医療機関への不信などがある。
また、最近は暴飲暴食と不摂生のあげくに病に倒れる富裕層が増えているという背景もある。
共産党国家の根幹を成すマルクス主義は、宗教の信仰を否定している。
国は形式的に宗教の信仰を認めているが、中国の寺院は中国仏教協会を通して政府の統制の下に置かれている。
そのため、僧侶たちは確かに剃髪し袈裟を身にまとってはいるものの、どこまで厳密に仏の教えを研究し、実践しているかは分からない。
信者の質もまた同じようなものだ。
現世利益的な神頼みはあっても、徳を高めようと仏道を志す者にはめったにお目にかかれない。
確かに「仏教的な、質素な生活」に新たな価値を見出す中国人もいる。
しかし、商売人にとっては新たなビジネス領域にしか映っていない。
仏の教えも、たちまちに露骨なまでの金儲けのネタにされていく。
救いがたき衆生とはまさにこのことである。
姫田 小夏 Konatsu Himeda
中国情勢ジャーナリスト。東京都出身。大学卒業後、出版社勤務等を経て97年から上海へ。翌年上海で日本語情報誌を創刊、日本企業の対中ビジネス動向を発信。2008年夏、同誌編集長を退任後、東京で「ローアングルの中国ビジネス最新情報」を提供する「アジアビズフォーラム」を主宰。現在、中国で修士課程に在籍する傍ら、「上海の都市、ひと、こころ」の変遷を追い続け、日中を往復しつつ執筆、講演活動を行う。著書に『中国で勝てる中小企業の人材戦略』(テン・ブックス)。目下、30年前に奈良毅東京外国語大学名誉教授に師事したベンガル語(バングラデシュの公用語)を鋭意復習中。

● 空港の書店に売られていた雑誌『佛教文化』
『
JB Press 2013.09.24(火)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38641
欲望にまみれた中国人の心を仏教は救うことができるのか?
病死した家畜の肉が市場に出回り、しゃぶしゃぶ屋では羊肉と偽ってネズミ肉を提供する
──神も仏もない社会、「末法の世」とは、まさに現代中国を指すのかもしれない。
中国でモラルの崩壊に歯止めがかからない。
「バレなきゃなんでもアリ」とばかりに人が人を平気で欺き、「金のためなら不要な殺生もあり」と、あたかも餓鬼道に落ちたかのような乱世ぶりである。
人として行っていいこと、行ってはならないことを提示するのが、宗教の大きな役割の1つである。
これほどまでにすさんだ中国人の心を、果たして宗教は正しい道に導くことができるだろうか。
■書店のゴールデンラインに「仏教書」?
実はいま中国で、仏教が密かなブームとなっている。
東京からの直行便が発着する上海の虹橋空港、ビジネス客も多いこの空港に、小さな書店がある。
店頭には、『財経』や『看天下』などをはじめとする様々なビジネス誌が並んでいる。
買っていくのは明日の「発財(金儲け)」を夢見る中国人ビジネスパーソンたち。
「欲望都市・上海」の色は褪せることはない。
そうしたビジネス雑誌に交じって、一風変わったオールカラーの雑誌が販売されているのを見つけた。
雑誌の名前は『佛教文化』(佛教文化雑誌社)。
隔月刊で1冊20元(約320円)。
通巻で124号、とある。
手漉き風のザラザラした触感の紙を使っており、メジャーなビジネス誌とはまったく異なる風合いだ。
まるで切れない刃物で裁断したようで、手に取ると裁断の紙屑がぱらぱらと飛び散る(写真)。
ページをめくると、僧侶や信者が登場する様々な特集が掲載されている。
例えば、癌に倒れるも「食事や生活環境などを“仏教的なもの”に切り替えることで、病の進行を遅らせることに成功した中国の人気作家」の話。
また、「自転車で全国を行脚し、エコライフを説法する僧侶」の話もある。
ビジネス客を相手にした書店で仏教雑誌が売られているのは違和感を覚える。
そのうえ、一番客の目を引く、棚の“一等地”に置かれているのだ(日本でも『大法輪』や『月刊在家仏教』といった仏教雑誌があるが、ビジネス客向けの書店でこれほどの一等地に置かれることはない)。
しかし、店員に尋ねてみると「結構売れている」のだという。
売れているからいい位置に置いている、とのことらしい。
筆者の知り合いの中国人にも熱心な信者がいる。
上海の中小企業で働く友人の鄭さん(仮名)が腎臓結石になった。
筆者は電話口で「早く手術した方がいい」と強く勧めた。
激痛に襲われ苦しそうにする彼女だが、「来週は内モンゴルと瀋陽で入札があるから、入院はできない」と譲らない。
見舞いに駆けつけると、彼女は般若心経を一心不乱に唱えていた。
憔悴した彼女の姿にも驚かされたが、お経を唱えている姿にはさらに驚かされた。
数日後、彼女は出張先の瀋陽に飛んでいた。
現地から入ったメールには「菩薩が守ってくれた」とあった。
彼女のように信心深い中国人は珍しい。
中国人の圧倒的多数は金銭至上主義者であり、金銭以外の価値を信じている者は少ないのだ。
■袈裟を着た俗人ビジネス
現代の中国人がここに来て「仏教」に目を向け始めたのは納得がいく。
共産党を崇めても、金銭を拝んでも心の拠り所になり得ないことが、徐々に分かってきたのだろう。
かつての日本もそうだった。
日本では1970年代後半に東洋的価値の回顧が顕著になった。
高度経済成長期を突っ走り、ホッと一息つこうとしたときに、東洋の文化・芸術・宗教に思いを馳せることが、心のやすらぎにもなったのである。
例えば、NHK特集の「シルクロード」や、日本テレビで放映されたドラマ「西遊記」(主演・堺正章)が高視聴率を記録した。
音楽界では西遊記の主題歌の「ガンダーラ」に始まり、「異邦人」などのオリエンタル風な歌が大ヒットした。
平山郁夫氏の名画やシンセサイザー奏者の喜太郎氏が注目されたあの頃、日本人もどこかで心のバランスを取ろうとしていたのではないだろうか。
仏教を伝えたシルクロードを擁する中国で、果たして仏教は人々の心の拠り所となり得るのか。
あるいは道徳的な善悪の判断を与える存在となるのだろうか。
だが、残念ながら答えは「否」である。
現代の中国における仏教は、迷える衆生を救うためのものではなく、やはり金儲けのための一手段に過ぎないのだ。
筆者は上海在住の会社員の女性・王さん(仮名)と面会した。
「中国人にとっての仏教とは何か」と尋ねると、「低俗すぎて話にならない」と苦笑いした。
王さんは自らの経験をこう語った。
「昨年、母親を亡くしたとき、なんと7人の坊さんが母の家に押しかけてきたんです!」
部屋に入りきらない7人の坊さんたちに唖然とした王さんは、「読経はお坊さん1人でできるではないか」と寺側に抗議すると、「うちはこれでワンセットだから」と開き直られた。
費用は7人で約5000元(約8万円、普通のホワイトカラーの1カ月分の給料程度)にもなり、そのうえ、一人ひとりに“お小遣い”まで持たせなければならなかった。
また、旅行する先々では、「追いはぎのようなお布施の強要」に遭遇すると王さんは言う。
「団体旅行で海南島に行ったのだが、旅程はなぜか寺めぐりばかり。
しかも法外なお布施を求められたのには驚いた」
最初の寺では説法を聞かされた後、幸運祈願の文言が印刷された赤い紙切れを手渡された。
その直後、僧侶が出てきて「あなたのお布施の金額を、399元(約6400円)、199元(約3200円)、99元(約1600円)の中から選べ」と強いられたと言う。
その次に訪れた寺でも、同じようなことが起こった。棒のように太い線香を渡され、数百元単位のお布施を求められた。さらに、寺の周りは“御利益グッズ”を売る店が軒を連ねる。
「あまりに法外な値段で開いた口がふさがらなかった」
と、王さんは呆れ顔で語ってくれた。
最近、筆者の手元にはこんなショートメールが入ってきた。
「中国仏教協会の創立60周年に当たり、中国仏教四大名山の記念品を販売します」――(注:四大名山は山西省の五台山、四川省の峨眉山、浙江省の普陀山、安徽省の九華山)
中国仏教協会は、中国の各民族における仏教徒の連合組織でもあり、中央政府の宗教政策を助ける組織でもある。
中国仏教界の最大勢力が、ついに「通信販売」に乗り出したというわけである。
■1億人の市場をにらむ「中国仏教グッズ」
最近は、仏教グッズや仏教空間などがありがたがられる傾向にある。
2013年春、福建省で大規模な“仏具用品の見本市”が開かれた。
中国各地では “仏教空間”を採り入れた飲食業やホテル業も出現し、“仏教装飾”を手掛ける内装業界がもてはやされている。
座禅や写経もちょっとしたブームだ。
寺院を建立する富裕層も出現した。
その昔、寺院のない地域では、在家の有志が寺院を建立し寄進してきた。
だが昨今の富裕層には、寺を建てれば「信者のお布施とグッズ販売で金が儲かる」という算段がある。
8月下旬、日本でも深セン市の違法建築物が報道され話題となった。
21階建ての高級高層マンション屋上に増設されたのはなんと寺。
個人の信仰が高じてのものなのだろうが、明白な違法建築だろうと他人の迷惑になろうと、財力や権力にものを言わせたやりたい放題は、仏教信者においても変わることはない。

●3世紀に建てられたと伝えられる上海の静安寺
中国では1万3000の寺院があり、30万人が出家していると言われている。
仏教徒は人口の8%に相当する1億人に達する。
確かにその市場は大きい。
他方、信者の増加は「健康・長生き」の渇望と無縁ではない。
かつては「商売繁盛」が参拝の動機だったが、今では「死にたくない」に取って代わった。
中国人の長寿志向、健康志向の裏には、大気や水の汚染、食品への不安、治療費を貪り取る医療機関への不信などがある。
また、最近は暴飲暴食と不摂生のあげくに病に倒れる富裕層が増えているという背景もある。
共産党国家の根幹を成すマルクス主義は、宗教の信仰を否定している。
国は形式的に宗教の信仰を認めているが、中国の寺院は中国仏教協会を通して政府の統制の下に置かれている。
そのため、僧侶たちは確かに剃髪し袈裟を身にまとってはいるものの、どこまで厳密に仏の教えを研究し、実践しているかは分からない。
信者の質もまた同じようなものだ。
現世利益的な神頼みはあっても、徳を高めようと仏道を志す者にはめったにお目にかかれない。
確かに「仏教的な、質素な生活」に新たな価値を見出す中国人もいる。
しかし、商売人にとっては新たなビジネス領域にしか映っていない。
仏の教えも、たちまちに露骨なまでの金儲けのネタにされていく。
救いがたき衆生とはまさにこのことである。
姫田 小夏 Konatsu Himeda
中国情勢ジャーナリスト。東京都出身。大学卒業後、出版社勤務等を経て97年から上海へ。翌年上海で日本語情報誌を創刊、日本企業の対中ビジネス動向を発信。2008年夏、同誌編集長を退任後、東京で「ローアングルの中国ビジネス最新情報」を提供する「アジアビズフォーラム」を主宰。現在、中国で修士課程に在籍する傍ら、「上海の都市、ひと、こころ」の変遷を追い続け、日中を往復しつつ執筆、講演活動を行う。著書に『中国で勝てる中小企業の人材戦略』(テン・ブックス)。目下、30年前に奈良毅東京外国語大学名誉教授に師事したベンガル語(バングラデシュの公用語)を鋭意復習中。
』
『
サーチナニュース 2013/10/10(木) 14:52
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1010&f=national_1010_035.shtml
“末法”の様相…名刹の僧侶が女性囲み殴る中国・五台山
山西省にある名刹、五台山の僧侶が、修行のために滞在していた女性信者を集団で殴ったことが、中国で改めて問題視されている。
女性信者は重傷を負い、長期入院した。中国新聞社などが報じた。
五台山は「文殊菩薩の聖地」として中国内外に知られている。
山内に多くの寺があり、漢伝仏教(漢族に伝わり発展した仏教)とチベット仏教の双方の寺院があることも特徴だ。
女性は37歳で湖北省の住人。
仏教修行のため6月から五台山に滞在していた。
女性によると7月19日午前9時過ぎに境内で散歩をしたところ、僧侶3、4人が、農村出身の労働者が壁を作る作業をしているのを強引に阻止しようとしていた。
事情はよく分からな掛ったが、何の誤解で、清浄であるべき寺院内でのいさかいはよくないと思い、歩み寄って
「なんでそんなことをしているのですか?
修行者は口も心も合致させて『よい縁を広く結ぶ』ことを探求すべきではないですか」
と言った。
言い終わらないうちに僧侶の1人が
「くそったれ。殴り殺してやろうか」
と怒鳴った。
あまりにも汚い言葉で、顔つきもまさに「凶悪神」のようだった。
出家者の雰囲気とは正反対だった。
その時に五台山仏教協会や文物局の幹部、寿寧寺の僧侶らが通りかかり、女性を罵(ののし)った僧侶をいさめたので、女性も引き上げて、その日は植樹などの仕事をした。
翌20日の午前7時ごろ、女性は朝のお勤めを終えて寺の外を散歩していた。
「ダン、ダン」という大きな音が聞こえたので行ってみると、僧侶5、6人が棒や槌(つち)を持って、工事用車両を叩いていた。
フロントガラスはすでに割られていた。
女性が携帯電話を取り出して撮影すると、気づいた僧侶が
「写真を撮ったな。殺してやる」
などと叫んで殺到してきた。
女性は僧侶らに押し倒され、棒や槌で殴られた。
助けを求める悲鳴を聞いて別の僧侶が駆け付けると、女性を殴った僧侶らは逃げて行った。
血だらけになった女性は病院に搬送された。
警察官が事情を聞きに来たが、早い時期には対応できないほどひどい状態だったという。
女性を殴った僧侶は五台山内の三泉寺に所属すると分かったが、三泉寺の関係者は来なかった。
女性は治療費を払えなかったので、寿寧寺が立て替えたという。
女性は中国共産党が開設しているインターネット上の「地方指導者伝言板」に、同党山西省委員会のトップである袁純清書記宛に、同問題の善処を求める文章を書いた。
最近になり、メディアが改めて同問題を取り上げ始めた。
山東電視台(山東テレビ)は、改めて動画ニュースを配信。中国新聞社も転載した。
キャスターの男性は、「阿弥陀仏。私は罪を犯しました」と僧侶が懺悔(ざんげ)する様子を演じて、皮肉った。
まさに“末法”の様相と言えるだろう。
なお、中国の仏教信者は、日本の信者が「南無阿弥陀仏」と唱えるのと同様のニュアンスで、「阿弥陀仏(アーミートゥオフォー)」と言う。
女性の言い分がどこまで正しいかは確認されていないが、周囲にいた人が僧侶が地面に倒れた女性を殴る様子も公開されており、少なくとも大筋では、間違いない考えられる。
今のところ、三泉寺側の反論は見られない。
**********
◆解説◆
中国では仏教信者が増えている。
熱心な信者には、女性が比較的多い。漢族がチベット仏教を信じる場合もある。
少数民族の文化を、建前はともかく本音では「一段低いもの」と考える場合が多い漢族としては、珍しい傾向だ。
四川省内で活躍するチベット仏教の高僧のひとりは、
「社会の変化があまりにも速く、心が『壊れて』しまった人が多い。
さまざまな要因で、女性の方が傷つきやすい」
と教えてくれた。
全国各地から入門を求める人が訪れ、修行者数が1万人を超えた寺院もある。
同僧侶によると、、本格的な仏教修行以前に、「普通の心に戻す」ことが必要な人もおり、仏教者として懸命に対応しているという。
』
『
サーチナニュース 2013/10/10(木) 14:52
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1010&f=national_1010_035.shtml
“末法”の様相…名刹の僧侶が女性囲み殴る中国・五台山
山西省にある名刹、五台山の僧侶が、修行のために滞在していた女性信者を集団で殴ったことが、中国で改めて問題視されている。
女性信者は重傷を負い、長期入院した。中国新聞社などが報じた。
五台山は「文殊菩薩の聖地」として中国内外に知られている。
山内に多くの寺があり、漢伝仏教(漢族に伝わり発展した仏教)とチベット仏教の双方の寺院があることも特徴だ。
女性は37歳で湖北省の住人。
仏教修行のため6月から五台山に滞在していた。
女性によると7月19日午前9時過ぎに境内で散歩をしたところ、僧侶3、4人が、農村出身の労働者が壁を作る作業をしているのを強引に阻止しようとしていた。
事情はよく分からな掛ったが、何の誤解で、清浄であるべき寺院内でのいさかいはよくないと思い、歩み寄って
「なんでそんなことをしているのですか?
修行者は口も心も合致させて『よい縁を広く結ぶ』ことを探求すべきではないですか」
と言った。
言い終わらないうちに僧侶の1人が
「くそったれ。殴り殺してやろうか」
と怒鳴った。
あまりにも汚い言葉で、顔つきもまさに「凶悪神」のようだった。
出家者の雰囲気とは正反対だった。
その時に五台山仏教協会や文物局の幹部、寿寧寺の僧侶らが通りかかり、女性を罵(ののし)った僧侶をいさめたので、女性も引き上げて、その日は植樹などの仕事をした。
翌20日の午前7時ごろ、女性は朝のお勤めを終えて寺の外を散歩していた。
「ダン、ダン」という大きな音が聞こえたので行ってみると、僧侶5、6人が棒や槌(つち)を持って、工事用車両を叩いていた。
フロントガラスはすでに割られていた。
女性が携帯電話を取り出して撮影すると、気づいた僧侶が
「写真を撮ったな。殺してやる」
などと叫んで殺到してきた。
女性は僧侶らに押し倒され、棒や槌で殴られた。
助けを求める悲鳴を聞いて別の僧侶が駆け付けると、女性を殴った僧侶らは逃げて行った。
血だらけになった女性は病院に搬送された。
警察官が事情を聞きに来たが、早い時期には対応できないほどひどい状態だったという。
女性を殴った僧侶は五台山内の三泉寺に所属すると分かったが、三泉寺の関係者は来なかった。
女性は治療費を払えなかったので、寿寧寺が立て替えたという。
女性は中国共産党が開設しているインターネット上の「地方指導者伝言板」に、同党山西省委員会のトップである袁純清書記宛に、同問題の善処を求める文章を書いた。
最近になり、メディアが改めて同問題を取り上げ始めた。
山東電視台(山東テレビ)は、改めて動画ニュースを配信。中国新聞社も転載した。
キャスターの男性は、「阿弥陀仏。私は罪を犯しました」と僧侶が懺悔(ざんげ)する様子を演じて、皮肉った。
まさに“末法”の様相と言えるだろう。
なお、中国の仏教信者は、日本の信者が「南無阿弥陀仏」と唱えるのと同様のニュアンスで、「阿弥陀仏(アーミートゥオフォー)」と言う。
女性の言い分がどこまで正しいかは確認されていないが、周囲にいた人が僧侶が地面に倒れた女性を殴る様子も公開されており、少なくとも大筋では、間違いない考えられる。
今のところ、三泉寺側の反論は見られない。
**********
◆解説◆
中国では仏教信者が増えている。
熱心な信者には、女性が比較的多い。漢族がチベット仏教を信じる場合もある。
少数民族の文化を、建前はともかく本音では「一段低いもの」と考える場合が多い漢族としては、珍しい傾向だ。
四川省内で活躍するチベット仏教の高僧のひとりは、
「社会の変化があまりにも速く、心が『壊れて』しまった人が多い。
さまざまな要因で、女性の方が傷つきやすい」
と教えてくれた。
全国各地から入門を求める人が訪れ、修行者数が1万人を超えた寺院もある。
同僧侶によると、、本格的な仏教修行以前に、「普通の心に戻す」ことが必要な人もおり、仏教者として懸命に対応しているという。
』
_
登録:
投稿 (Atom)